特許
J-GLOBAL ID:200903079330648245

芳香族カーボネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-202162
公開番号(公開出願番号):特開平6-172269
出願日: 1993年08月16日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 安定で、活性が高く、再循環できる、芳香族有機ヒドロキシ化合物のカルボニル化用のパラジウム触媒系。【構成】 パラジウム触媒とテルピリジン化合物のような有機共触媒との存在下でフェノールのような芳香族ヒドロキシ化合物をカルボニル化することによって炭酸ジフェニルのような芳香族カーボネートを製造する方法が提供される。
請求項(抜粋):
(a)金属状態または化学結合状態にある、触媒として活性なパラジウムと、(b)塩、ジケトンとの錯体および一酸化炭素との錯体より成る群の中から選択される二価のコバルト化合物、マンガン化合物および銅化合物ならびに三価のコバルト化合物、マンガン化合物および銅化合物より成る群の中から選択される無機の共触媒と、(c)テルピリジン類、フェナントロリン類、キノリン類およびイソキノリン類より成る群の中から選択される有機の共触媒と、(d)第四級アンモニウムハライドまたは第四級ホスホニウムハライドとの実質的にキノンを含有しない混合物を含む有効量のカルボニル化用パラジウム触媒の存在下、約60〜約150°Cの温度で、芳香族有機ヒドロキシ化合物、一酸化炭素および酸素を反応させることからなる、芳香族有機カーボネートの製造方法。
IPC (4件):
C07C 69/96 ,  B01J 31/12 ,  C07C 68/00 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公平6-057678

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