特許
J-GLOBAL ID:200903079334745040
冷媒不足検出装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-341683
公開番号(公開出願番号):特開平10-185372
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】1つの温度センサにて良好に冷媒不足を検出することを目的とする。【解決手段】図4に示すようなマップから、蒸発圧力調整弁40が蒸発圧力を一定値に制御した状態で、冷媒不足検出可能領域か否かを決める。図4中(c)に示すようにブロア電圧がHiでは、蒸発器7を通過する風量が大となって、外気温が高くなるとともに、圧縮機の回転数が高くなるほど蒸発器7での冷房能力(蒸発器7に送られる冷媒量)は大きくなり、図中矢印C1で領域であると、蒸発器7で冷却されたとしても、蒸発器7を通過した直後の空気温度が変動し、0〜1°Cより高くなるので、冷媒不足は判定できない。つまり、矢印C2で示す領域が、蒸発器7を通過した直後の空気温度が0〜1°Cとなっており、冷媒不足検出可能となる。
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮して吐出する圧縮機(9)と、この圧縮機(9)が吐出した冷媒を凝縮する凝縮器(10)と、この凝縮器(10)にて凝縮された冷媒を減圧する減圧装置(12)と、この減圧装置(12)にて減圧された冷媒を蒸発気化させる蒸発器(7)と、この蒸発器(7)での蒸発圧力を一定に制御可能な蒸発圧力調整弁(40)とを備える冷凍サイクル装置(14)の冷媒不足検出装置であって、前記蒸発器(7)を通過した直後の空気温度を検出する空気温度検出手段(55)を有し、前記蒸発圧力調整弁(40)にて前記蒸発器(7)の蒸発圧力が一定に制御されているときに、前記空気温度検出手段(55)が検出する空気温度が、前記蒸発圧力に基づいて決定される所定温度より高いときに冷媒が不足しているという信号を発生することを特徴とする冷媒不足検出装置。
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