特許
J-GLOBAL ID:200903079358214887

基準電流発生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森 廣三郎 ,  森 寿夫 ,  中務 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-123471
公開番号(公開出願番号):特開2005-311546
出願日: 2004年04月19日
公開日(公表日): 2005年11月04日
要約:
【課題】 半導体チップでの占有面積が小さく、電源電圧や温度の変動による基準電流への影響が小さい基準電流発生回路を提供する。 【解決手段】 基準電流発生回路(C)の温度依存電圧発生回路(C1)を、カレントミラー回路と、温度係数調整回路とで構成し、温度係数調整回路を構成する主要な回路素子を全てMOSFET等のトランジスタで構成した。温度係数調整回路には、温度係数調整用の抵抗素子を用いていない。温度依存電圧発生回路(C1)は、演算増幅回路(C2)を介して定電流発生回路(C3)と接続されている。基準電流(IC)は、定電流発生回路(C3)の抵抗素子(R)を流れる。本発明の基準電流発生回路(C)では、温度依存電圧発生回路(C1)から出力される温度依存電圧(VTD)の温度係数(αVTD)が、定電流発生回路(C3)の抵抗素子(R)の温度係数(αR)と略一致するように設計されており、安定した基準電流(IC)を得ることができるようになっている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電源電圧(VDD)を電源端子(SUP)から取り込んで出力端子(OUT1)から温度依存電圧(VTD)を出力する温度依存電圧発生回路と、温度依存電圧(VTD)と電流発生電圧(VCG)との差電圧を増幅して電流制御電圧(VCC)を出力する演算増幅回路と、電流制御電圧(VCC)に応じた基準電流(IC)を抵抗素子(R)に流す定電流発生回路とからなり、抵抗素子(R)の一端側の電流発生電圧(VCG)が演算増幅回路に帰還されてなる基準電流発生回路において、 温度依存電圧発生回路は、上流端が電源端子(SUP)に接続され下流端がアース端子(GND)に接続された並列な少なくとも3本の電流経路(CH1),(CH2),(CH3)を有してなり、 電流経路(CH1),(CH2),(CH3)の一端側は、複数個のカレントミラー用トランジスタが電流経路(CH2)をバイアス列としてカレントミラー配置されてなるカレントミラー回路となっており、 電流経路(CH1),(CH2),(CH3)の他端側は、電流経路(CH1)に配置されて制御端子が自己の電流端子の一方に接続された第一トランジスタと、電流経路(CH2)に配置されて制御端子が第一トランジスタの制御端子に接続された第二トランジスタと、電流経路(CH2)に配置されて制御端子が出力端子(OUT1)に接続された第三トランジスタと、電流経路(CH3)に配置されて制御端子が出力端子(OUT1)に接続された第四トランジスタと、電流経路(CH2)に配置されて制御端子が出力端子(OUT1)に接続された電流端子間電圧補正用トランジスタとで構成された温度係数調整回路となっており、 温度依存電圧(VTD)の温度係数(αVTD)が抵抗素子(R)の温度係数(αR)に略一致してなる基準電流発生回路。
IPC (4件):
H03F3/343 ,  G05F3/26 ,  H03F1/30 ,  H03F3/34
FI (4件):
H03F3/343 A ,  G05F3/26 ,  H03F1/30 ,  H03F3/34 C
Fターム (23件):
5H420NA17 ,  5H420NA27 ,  5H420NB02 ,  5H420NB12 ,  5H420NB23 ,  5H420NB25 ,  5H420NB36 ,  5H420NC02 ,  5H420NE23 ,  5J500AA01 ,  5J500AA11 ,  5J500AA43 ,  5J500AC02 ,  5J500AC04 ,  5J500AF07 ,  5J500AH10 ,  5J500AH25 ,  5J500AK01 ,  5J500AM16 ,  5J500AT02 ,  5J500AT04 ,  5J500NC01 ,  5J500NM02

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