特許
J-GLOBAL ID:200903079360048145

密閉形スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-099845
公開番号(公開出願番号):特開平9-287579
出願日: 1996年04月22日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】密閉形スクロール圧縮機で、従来技術における圧縮機の油上がり量を低減し、圧縮機の信頼性の低下を防止する。【解決手段】軸受部から排出した油をフレームに設けた排油通路でケーシングの内壁面に導き、排出油を電動機室上部空間における圧縮ガスの流れと隔絶した排油通路で、密閉容器と電動機ステータ部に設けた通路に直接導く排油経路を構成した。
請求項(抜粋):
鏡板に渦巻状のラップを直立する固定スクロール及び旋回スクロールを、ラップを内側にして噛み合わせ、上記旋回スクロールを主軸に連設する偏心軸部に旋回軸受部を介して係合し、上記旋回スクロールを自転することなく上記固定スクロールに対し旋回運動させ、上記固定スクロールには中心部に開口する吐出口を設け、上記両スクロールの外周部よりガスを吸入し、上記両スクロールで形成される圧縮空間を中心に移動させ容積を減少してガスを圧縮し、吐出口より圧縮ガスを吐出するスクロール圧縮要素部と電動機部を密閉容器内に収納した密閉形スクロール圧縮機において、フレーム中央部にあって上記主軸を支える主軸受部あるいは上記旋回軸受部から排出した油を密閉容器のケーシング部内壁面に導く排油通路をフレームに設け、電動機の上下空間をつなぐステータ外周部に通路を設け、上記フレーム内の上記排油通路の油排出口周辺部と上記ステータ外周部の通路とをつなぐ排油通路を上記密閉容器のケーシング部内に設けたことを特徴とする密閉形スクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 29/02 311
FI (2件):
F04C 18/02 311 Y ,  F04C 29/02 311 D

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