特許
J-GLOBAL ID:200903079360239200

吸音ダクト構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-307917
公開番号(公開出願番号):特開平9-144986
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】低周波数から高周波数の全周波数域に於て優れた吸音特性を有する吸音ダクト構造体を提供すること。【解決手段】 断面形状を問わない基ダクトの内径を基準とし、該内径を拡張した断面形状を問わない部位を有し、該拡張した部位の断面中心が基ダクトの断面中心に一致しても良く又は一致しなくても良く、該拡張した部位の長さ方向の形状を問わない吸音ダクト構造体において、該拡張した部位の内部の長さ方向若しくは断面方向の一部又は全面に吸音材を設置した拡張吸音ダクト部と、該拡張吸音ダクト部の存在に起因し管内の音響系が変化するために該拡張ダクト部を設置した後新たに発生する共鳴の周波数域に、その新たな共鳴により発生する騒音を少なくとも該拡張吸音ダクト部を設置する前の状態に低減させるために該共鳴周波数域に設定し、又は任意の周波数に設定した少なくとも1つ以上の単孔型、スリット型、又は挿入型の首部を有するヘルムホルツ共鳴器部とを有し、前記拡張吸音ダクト部及び前記ヘルムホルツ共鳴器部が構造的に一体となっていることを特徴とする吸音ダクト構造体。
請求項(抜粋):
断面形状を問わない基ダクトの内径を基準とし、該内径を拡張した断面形状を問わない部位を有し、該拡張した部位の断面中心が基ダクトの断面中心に一致しても良く又は一致しなくても良く、該拡張した部位の長さ方向の形状を問わない吸音ダクト構造体において、該拡張した部位の内部の長さ方向若しくは断面方向の一部又は全面に吸音材を設置した拡張吸音ダクト部と、該拡張吸音ダクト部の存在に起因し管内の音響系が変化するために該拡張ダクト部を設置した後新たに発生する共鳴の周波数域に、その新たな共鳴により発生する騒音を少なくとも該拡張吸音ダクト部を設置する前の状態に低減させるために該共鳴周波数域に設定し、又は任意の周波数に設定した少なくとも1つ以上の単孔型、スリット型、又は挿入型の首部を有するヘルムホルツ共鳴器部とを有し、前記拡張吸音ダクト部及び前記ヘルムホルツ共鳴器部が構造的に一体となっていることを特徴とする吸音ダクト構造体。
IPC (4件):
F16L 55/04 ,  F01N 1/04 ,  F02M 35/12 ,  G10K 11/16
FI (6件):
F16L 55/04 ,  F01N 1/04 J ,  F02M 35/12 M ,  F02M 35/12 H ,  G10K 11/16 B ,  G10K 11/16 F
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-206817
  • 特開昭58-206817

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