特許
J-GLOBAL ID:200903079365898481

連続鋳造装置の冷却ドラム及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-342410
公開番号(公開出願番号):特開平6-182499
出願日: 1992年12月22日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 熱変形が少なく、良好な帯状鋳片を連続鋳造できる冷却ドラム及びその製造方法を提供する。【構成】 この冷却ドラムは剛性材51、その外側に冶金的に接合された冷却用材53、及びその外周面上に電着メッキされた熱抵抗材54の3層構造を有している。剛性材51はオーステナイト系ステンレス鋼、冷却用材53はCu又はCu合金、熱抵抗材54はNi又はその合金、又はCo又はその合金製である。剛性材51の内部には隔壁61、62及び管状隔壁63が装着されている。剛性材51の両端部には回転駆動される中空軸52が焼嵌め後、ボルト52aで結合されている。冷却用材53の内部には冷却媒体を流す冷却穴57、58がドラム軸方向に伸びて全周に亘って穿設されている。冷却穴57、58は冷却通路57a、58aによって隔壁61、62と管状隔壁63によって形成される冷却媒体の流路と連絡されている。
請求項(抜粋):
回転する冷却ドラムによって溶湯を冷却して凝固させ、帯状の鋳片を連続鋳造する連続鋳造装置の冷却ドラムにおいて、円筒状の剛性材と、同剛性材の外周面上に嵌挿されその内周面を前記外周面と冶金的に接合した円筒状の冷却用材と、同冷却用材の外周面に電着めっきにより形成した熱抵抗材との3層構造を有し、前記冷却用材の内部にその全周にわたって等間隔に穿設され前記冷却ドラムの軸方向に伸びている冷却穴と、前記各々の冷却穴の軸方向両端部と前記剛性材の内周面とを連結する冷媒通路とを具備して成ることを特徴とする連続鋳造装置の冷却ドラム。
IPC (2件):
B22D 11/06 330 ,  B22D 11/06

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