特許
J-GLOBAL ID:200903079368206432

超音波流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-298219
公開番号(公開出願番号):特開2001-116599
出願日: 1999年10月20日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【課題】流量によって超音波振動子の受信波振幅が変動しても確実に受信波の伝搬時間を検出し流量計測の高精度化を実現する超音波流量計を提供する。【解決手段】1対の超音波振動子1と送信手段2と、上・下流側への超音波伝搬時間2gを計測する時間差計測手段3と、伝搬時間2gから流量2kを演算する流量演算手段4とを備え、時間差計測手段3は増幅器23と受信波検知レベル形成手段5とこの検知レベル形成手段5からの信号3dと超音波信号2dを比較し予め定められた検出波数位置を検出する振幅レベル検出器31と超音波信号2dのゼロクロス時刻を検出するゼロクロス検出器33と論理素子34とからなる受信波検出回路3Aと、超音波送信時刻2aと受信波検出時刻3eから伝搬時間2gを計測する時間差計測回路26とを備え、検出波数位置の超音波信号のゼロクロス時間3eを検出する。
請求項(抜粋):
流体の流れ方向に対し傾斜して送信側と受信側とを対向して配備する超音波振動子と、一方の超音波振動子を励振し, 流体の流れに対して上流側あるいは下流側から超音波信号を切り換えて送信する送信手段と、他方の超音波振動子で流体中を伝搬する超音波信号を検出し, 流体中を伝搬する超音波信号の伝搬時間を検出し, 上流側および下流側への超音波信号の伝搬時間を計測する時間差計測手段と、これらの伝搬時間から流体の流速あるいは流量を演算する流量演算手段と、を備える超音波流量計において、時間差計測手段は、他方の超音波振動子で受信する超音波信号を増幅する増幅器と、受信波検知レベル形成手段と, 前記増幅された超音波信号と受信波検知レベル形成手段からの信号とを比較し予め定められた検出波数位置を検出する振幅レベル検出器と, 超音波信号のゼロクロス時刻を検出するゼロクロス検出器と,論理素子と, からなる受信波検出回路と、送信手段の一方の超音波振動子を励振する時刻と受信波検出回路で超音波信号を検出する時刻とから上流側あるいは下流側方向の超音波信号の伝搬時間を計測する時間差計測回路と、を備え、受信波検出回路は、受信波検知レベル形成手段からの予め定められた、時間と共に変化する受信波検知基準信号と前記増幅器で増幅された超音波信号とを比較して予め定められた波数位置の超音波信号のゼロクロス時間を検出する、ことを特徴とする超音波流量計。
Fターム (2件):
2F035DA19 ,  2F035DA23

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