特許
J-GLOBAL ID:200903079368304272

送風機と送風装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-126761
公開番号(公開出願番号):特開平9-049500
出願日: 1996年05月22日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】 小型化で高静圧、大風量を得て、かつ騒音の上昇を抑制でき、その設計手法を確立した軸流羽根車を有する送風機を提供することを目的とする。【解決手段】 翼6の外周前進角Aθtは軸流羽根車2の回転方向10を正方向とし55 ゚以上180 ゚以下で、外周部11の翼断面13における外周部反り率Qtが任意の反り率Qより大きな値で、外周部取付角Aθtが任意の反り率Aθより大きな値で、弦節比Sが1.1以上1.9以下で、半径方向翼断面13の最も吸込側18に位置する頂点26を結ぶ曲線27が前縁部7または前縁部7と外周部11との交点から、後縁部8または後縁部8と内周部12との交点まで通る軸流羽根車2を有する送風機。
請求項(抜粋):
送風機本体の電動機に係止される軸流羽根車の回転軸の軸方向に前記軸流羽根車を投影したときに前記回転軸に垂直な平面に映し出される投影図において、前記回転軸を原点O、前記軸流羽根車の羽根径Dtの0.4082倍の直径を仮想ハブ径KDhとし、その仮想ハブ径KDhを前記軸流羽根車の翼の前縁部と後縁部とで区切られてできる仮想ハブ円弧KAhを2等分する点を仮想ハブ円弧中心点Khとして、前記原点Oと前記仮想ハブ円弧中心点Khを通る直線を直線X、前記原点Oを中心とする任意の直径DDの円筒面で切断される前記翼の翼弦投影線LRを2等分する翼弦投影中心点PRと前記原点Oを通る直線と前記直線Xのなす角を前進角Aθとしたとき、前記翼の翼外周部投影線を2等分する翼外周部投影中心点Ptと前記原点Oを結ぶ直線と前記直線Xのなす角、つまり外周前進角Aθtは軸流羽根車の回転方向を正方向とし55 ゚以上180 ゚以下であり、外周部より内周側の任意の前記前進角Aθは前記外周前進角Aθtより小さな値をとり、かつ、前記羽根径Dtとする前記軸流羽根車のハブのハブ径Dhは、0<Dh≦Dt(1-32.549/Aθt)の範囲であり、かつ、前記軸流羽根車の前記回転軸を中心とする任意の直径DDの円筒面で前記翼を切断して、断面を2次元に展開してできる翼断面で、その翼断面における中心線は略円弧形状とし、前記翼断面の翼弦長Lと反りDで反り率Qは、Q=D/Lで与え、前記外周部の翼断面における外周部反り率Qtが、前記外周部より内周側の任意の前記反り率Qより大きな値をとる前記軸流羽根車を有する送風機。
IPC (2件):
F04D 29/38 ,  F04D 29/70
FI (3件):
F04D 29/38 A ,  F04D 29/38 D ,  F04D 29/70 L

前のページに戻る