特許
J-GLOBAL ID:200903079369502841

画像処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 望稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-276637
公開番号(公開出願番号):特開2000-175046
出願日: 1999年09月29日
公開日(公表日): 2000年06月23日
要約:
【要約】【課題】粒状除去領域とシャープネス強調領域の境界が不連続になり画像に不自然なアーチファクトを生じさせずに、粒状を抑制し、かつ画像シャープネスを強調する処理を行うディジタル画像のノイズ抑制およびシャープネス強調のための画像処理方法およびこれを実施する画像処理装置を提供する。【解決手段】原画像にシャープネス強調および平滑化を行って被写体画像エッジとノイズとの混在画像データを求め、原画像にエッジ検出を行ってノイズ領域の重み付けデータを求め、これをエッジとノイズとの混在画像データに乗じてノイズ領域のノイズデータを各色毎に求め、各色のノイズデータから、好ましくはそれらの色相関を計算して得られた色相関成分に基づいて全色に共通に存在する共通ノイズ成分と色依存ノイズ成分とを求め、これらにそれぞれの抑制係数を乗じて、共通ノイズ抑制成分と色依存ノイズ抑制成分とを求め、これらをシャープネス強調画像から選択的に除去することにより、上記課題を解決する。
請求項(抜粋):
原画像データにシャープネス強調処理を行い、画像と共にこの画像中に含まれるノイズを鮮鋭化したシャープネス強調画像データを作成し、前記原画像データに平滑化処理を行って、平滑化画像データを作成し、前記シャープネス強調画像データからこの平滑化画像データを減算して、シャープネス強調された被写体画像のエッジと、同じくシャープネス強調されたノイズと、が混在する被写体画像エッジとノイズとの混在画像データを作成し、前記原画像データからエッジ検出を行って被写体エッジ領域とノイズ領域を識別するためのエッジ領域の重み付けデータを求め、このエッジ領域の重み付けデータからノイズ領域の重み付けデータを求め、前記被写体画像エッジとノイズとの混在画像データに、前記ノイズ領域の重み付けデータを乗じて、ノイズ領域のノイズデータを各色毎に求め、この各色のノイズデータの色相関を計算し、得られた色相関成分に基づいて全色に共通に存在する黒白ノイズ成分とカラーノイズ成分とを求め、こうして得られた黒白ノイズ成分とカラーノイズ成分とにそれぞれの抑制係数を乗じて、黒白ノイズ抑制成分とカラーノイズ抑制成分とを求め、前記シャープネス強調画像データから前記黒白ノイズ抑制成分と前記カラーノイズ抑制成分とを選択的に除去することにより、ノイズが抑制され、画像エッジ領域におけるシャープネス強調が保持された処理画像を作成することを特徴とするディジタル画像のノイズ抑制およびシャープネス強調のための画像処理方法。
IPC (3件):
H04N 1/409 ,  G06T 1/00 ,  G06T 5/20
FI (4件):
H04N 1/40 101 C ,  G06F 15/62 310 A ,  G06F 15/68 405 ,  H04N 1/40 101 D

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