特許
J-GLOBAL ID:200903079375464889

べき乗剰余計算装置、べき乗剰余計算方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 鈴江 武彦 ,  村松 貞男 ,  坪井 淳 ,  橋本 良郎 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  河井 将次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-160231
公開番号(公開出願番号):特開2004-004341
出願日: 2002年05月31日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
【課題】公開鍵暗号方式に対する電力解析攻撃による秘密鍵漏洩を防ぐことを可能にしたべき乗剰余計算装置を提供すること。【解決手段】分割鍵生成部120は、公開鍵暗号方式の秘密鍵dからk個の分割秘密鍵を生成し、乱数によりx個のダミー鍵、k個の1とx個の0からなる鍵インデックスを生成する。RSA署名装置130は、データ記憶部(0),(1)に初期値として平文Mを書き込み、鍵インデックスが1ならばデータ記憶部(1)の値を入力として該当する1つの分割秘密鍵を用いてべき乗剰余算を行い、その結果をデータ記憶部(1)に格納し、0ならばデータ記憶部(0)の値を入力として該当する1つのダミー鍵を用いてべき乗剰余算を行い、その結果をデータ記憶部(0)に格納する。処理後のデータ記憶部(1)の値が署名文である。電力解析攻撃により分割秘密鍵が漏れても秘密鍵dを求めることは困難になる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
公開鍵暗号方式の秘密鍵を用いて入力データに対するべき乗剰余を計算するべき乗剰余計算装置において、 前記秘密鍵を、加法、減法、乗法若しくは除法又はそれらの組合せによる所定の分割方法に基づき分割して得られた、複数の分割秘密鍵を記憶する手段と、 前記複数の分割秘密鍵をそれぞれ用いた所定のべき乗剰余算を順次行う第1の計算手段とを備え、 前記第1の計算手段により行われる前記べき乗剰余算は、前記入力データ又は先行して行われた他のべき乗剰余算の計算結果を入力とするものであり、 前記入力データに対するべき乗剰余は、前記第1の計算手段により行われた特定の一つの前記べき乗剰余算の計算結果が示す値、又は特定の複数の前記べき乗剰余算の計算結果に基づいて得られる値であることを特徴とするべき乗剰余計算装置。
IPC (1件):
G09C1/00
FI (2件):
G09C1/00 650A ,  G09C1/00 620A
Fターム (5件):
5J104AA22 ,  5J104EA28 ,  5J104JA23 ,  5J104NA02 ,  5J104NA18
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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