特許
J-GLOBAL ID:200903079381654037

カテプシンKの阻害法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-517568
公開番号(公開出願番号):特表平10-512300
出願日: 1996年10月30日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】新規なカテプシンK結晶構造が同定されている。さらにこのプロテアーゼの阻害剤を同定する方法およびある種の構造的、物理的および空間的特徴を有する阻害剤を用いてカテプシンKを阻害する方法が開示されている。
請求項(抜粋):
カテプシンKの阻害を必要とする哺乳動物に、カテプシンKの活性部位に空間的に適合する化合物を投与することからなるカテプシンKの阻害方法であって、その化合物が、以下のいずれか2つの基を含有してなることを特徴とする方法: (i)システイン25の側鎖硫黄原子に結合する親電子炭素原子(ここに、該親電子炭素原子は該硫黄原子から1.7-4.0Åの距離にある); (ii)トリプトファン184と相互作用する疎水基(ここに、該疎水基の中心とトリプトファン184の側鎖原子の中心の間の距離は4.10-7.10Åである); (iii)チロシン67、メチオニン68、アラニン134、ロイシン160およびロイシン209と相互作用し、疎水性ポケットを形成する疎水基であって、該疎水基の中心と該疎水性ポケットのアミノ酸残基の側鎖原子の中心の間が一定の距離離れており、その距離がチロシン67:4.91-5.91Å、メチオニン68:5.74-6.74Å、アラニン134:4.15-5.15Å、ロイシン160:6.18-7.18Åおよびロイシン209:5.71-6.71Åである疎水基; (iv)チロシン67と相互作用する疎水基(ここに、該疎水基の中心とチロシン67の側鎖原子の中心の間の距離は4.10-7.10Åである); (v)グリシン66のアミド窒素により供与される水素原子と相互作用する、pKaが7未満のアミノ基または酸素原子(ここに、これら2個の原子の間の距離は2.7-3.5Åである); (vi)グルタミン21、システイン22およびグリシン23の主鎖原子と相互作用する疎水基(ここに、該疎水基の中心とグルタミン21、システイン22およびグリシン23の中心の間の距離は、各々、3.7-5.4、4.9-5.7および5.4-6.7Åである);または (vii)グルタミン143およびアスパラギン161の側鎖原子およびアラニン137およびセリン138の主鎖と相互作用する疎水基(ここに、疎水基の中心とグルタミン143、アスパラギン161、アラニン137およびセリン138の中心の間の距離は、各々、7.9-9.6Å、4.7-5.4Å、4.2-5.5Åおよび4.6-6.4Åである)。
IPC (7件):
C07K 5/06 ,  A61K 31/16 ,  A61K 38/55 AED ,  A61K 45/00 ABJ ,  C12N 9/64 ,  C12N 9/99 ,  C12Q 1/37
FI (7件):
C07K 5/06 ,  A61K 31/16 ,  A61K 45/00 ABJ ,  C12N 9/64 ,  C12N 9/99 ,  C12Q 1/37 ,  A61K 37/64 AED

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