特許
J-GLOBAL ID:200903079384038132

免震建造物の防火壁の構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-118725
公開番号(公開出願番号):特開平10-299128
出願日: 1997年04月22日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 免震装置と同一階に設置可能な防火壁の構造を提供する。【解決手段】 免震装置を建造物の中間階層に配置した免震建造物において、免震装置で支持する上層階躯体の防火壁15と、下層階躯体の防火壁15aの間に摺接部分を含み、その摺接部対向面に摺接部分の有効長さを越えて突出する摺接軌条部材29,30をそれぞれ固定し、その間に配置した耐熱性構成体Aを一方の摺接軌条部材29に固定する。【効果】 震動による相対変位が大き過ぎても、摺接軌条部材30により耐熱性構成体Aとの摺接状態は保たれ、防火壁としての機能は維持される。
請求項(抜粋):
免震装置を建造物の中間階層に設置した免震建造物において、前記免震装置を設置した下層階躯体と前記免震装置が支持する上層階躯体とが異なる位相で変位可能なように、前記上層階躯体に固定された防火壁が下層階躯体との間に摺接部分を含み、この防火壁の摺接部対向面側に摺接部分の有効長さを越えて突出する摺接軌条部材をそれぞれ固定し、対向する両摺接軌条部材間に、摺動部材として耐熱性構成体を配置し、この耐熱性構成体を一方の摺接軌条部材に固着したことを特徴とする免震建造物の防火壁の構造。

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