特許
J-GLOBAL ID:200903079393190613
蓄熱剤組成物の製造方法および蓄熱材の製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-130619
公開番号(公開出願番号):特開平11-323321
出願日: 1998年05月13日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 油性物質の含有量を例えば80%以上と高くした場合において、熱を貯蔵・放出する際に、凝固・融解を繰り返しても、形状が元通りに復元され、ゲル等に歪みが生じないため保形性に優れ、油性物質の流動化を招来せず、かつ、液体状の油性物質が分離して滲み出すことが無い蓄熱剤組成物を製造する方法を提供する。また、該蓄熱剤組成物が充填され、熱効率に優れた蓄熱材を製造する方法を提供する。【解決手段】 蓄熱剤組成物は、例えば、油性物質中で単量体成分を重合して重合体を形成した後、油増粘剤および架橋剤を添加して上記重合体に架橋構造を導入し、この架橋重合体中に、油性物質の流動性が低下するように上記油性物質並びに油増粘剤を保持することにより製造される。該蓄熱剤組成物は、油性物質100重量部に、架橋重合体が2重量部〜50重量部の範囲内、油増粘剤が0.1重量部〜5重量部の範囲内で含まれてなることが好ましい。
請求項(抜粋):
蓄熱性を有し、相変化により液化する油性物質中で、単量体成分を重合して重合体を形成した後、油増粘剤および架橋剤を添加して上記重合体に架橋構造を導入し、この架橋重合体中に、油性物質の流動性が低下するように上記油性物質並びに油増粘剤を保持することを特徴とする蓄熱剤組成物の製造方法。
前のページに戻る