特許
J-GLOBAL ID:200903079395366042

小型撮像レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 敬二郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-017120
公開番号(公開出願番号):特開2003-215446
出願日: 2002年01月25日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【課題】レンズ枚数が2枚という簡略な構成にもかかわらず、より小型で収差の良好に補正された小型撮像レンズを提供する。【解決手段】第1レンズ部材1および第2レンス ゙部材9ともにメニスカス形状にしたことにより、各レンス ゙面の屈折作用は、入射第1面R1が正の作用を有し、絞りを挟む第2面R2と第3面R3は負の作用を有し、出射面の第4面R4は正の作用を有する。つまり面の働きだけに注目すれば(正)(負、負)(正)の構成となり比較的対称なトリプレット配置と見ることができる。このような対称的なレンズタイプによれば、コマ収差や歪曲収差を良好に補正することができる。また、負の作用を有する面が正の入射面R1と正の射出面R4の中央付近にあるため、ペッツバール和を小さくでき、像面湾曲の補正が容易になる。さらに、正レンス ゙2枚構成にしたことにより、正の屈折力を分担することができレンス ゙の縁肉が確保し易い。また、負の第1レンス ゙、正の第2レンス ゙のタイプに比べバックフォーカスが長くならないので、レンス ゙全長が小さく、撮像装置の小型化に好適なレンス ゙となる。
請求項(抜粋):
物体側より順に、正屈折力を有し、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第1レンズと、絞りと、正屈折力を有し、像側に凸面を向けたメニスカス形状の第2レンズとから構成され、以下の条件を満足することを特徴とする小型撮像レンズ。f<SB>1</SB>>f<SB>2 </SB> (1)1.2<L/2Y<1.7 (2)-2.0<P<SB>air</SB>/P<SB>0</SB><-1.1 (3)但しf<SB>1 </SB>:第1レンズの焦点距離f<SB>2 </SB>:第2レンズの焦点距離L :第1レンズの物体側面から像面までの距離2Y :画面対角線長P<SB>0 </SB>:レンズ全系の屈折力P<SB>air</SB>:第1レンズの像側面と第2レンズの物体側面とにより形成される空気レンズの屈折力であり、以下の式で算出される値P<SB>air</SB>=(1-N<SB>1</SB>)/R<SB>2</SB>+(N<SB>3</SB>-1)/R<SB>3</SB>-{(1-N<SB>1</SB>)・(N<SB>3</SB>-1)/(R<SB>2</SB>・R<SB>3</SB>)}×D<SB>2</SB>但し、N<SB>1</SB>:第1レンズのd線に対する屈折率N<SB>2</SB>:第2レンズのd線に対する屈折率R<SB>2</SB>:第1レンズの像側面の曲率半径R<SB>3</SB>:第2レンズの物体側面の曲率半径D<SB>2</SB>:第1レンズと第2レンズの軸上の空気間隔
IPC (4件):
G02B 13/00 ,  G02B 7/02 ,  G02B 13/18 ,  H04N 5/225
FI (7件):
G02B 13/00 ,  G02B 7/02 A ,  G02B 7/02 B ,  G02B 7/02 F ,  G02B 7/02 Z ,  G02B 13/18 ,  H04N 5/225 D
Fターム (30件):
2H044AA02 ,  2H044AA14 ,  2H044AA17 ,  2H044AB02 ,  2H044AB09 ,  2H044AB10 ,  2H044AB19 ,  2H044AB21 ,  2H044AH01 ,  2H044AH15 ,  2H044AJ04 ,  2H044AJ06 ,  2H087KA03 ,  2H087LA01 ,  2H087PA02 ,  2H087PA17 ,  2H087PB02 ,  2H087QA02 ,  2H087QA07 ,  2H087QA12 ,  2H087QA21 ,  2H087QA32 ,  2H087QA41 ,  2H087RA05 ,  2H087RA12 ,  2H087RA13 ,  2H087RA32 ,  2H087UA01 ,  5C022AC42 ,  5C022AC54

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