特許
J-GLOBAL ID:200903079408930945

地下構造における切梁兼用梁材の架設工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-006494
公開番号(公開出願番号):特開平8-193330
出願日: 1995年01月19日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】 地盤を掘削してから地下躯体を構築するまでの間に生じる山留め壁の膨出変形あるいは倒れを、各階毎に修正できるようにした地下構造における切梁兼用梁の架設工法を提供する。【構成】 山留め壁1を打ち込み床を先行施工して、その床下に地下空間内を掘設し、その地下空間内に設けた構真柱3に梁5を架設するときに、梁5と山留め壁1との間の山留め壁面に複数個の平板ジャッキ8を設け、地下構造に形成されるスラブ11及び梁5の山留め壁側の梁外壁12のための現場打ちコンクリートを打設する。この現場打ちコンクリートが硬化した後に、平板ジャッキ8に硬化剤を圧入する。平板ジャッキ8の二つの平面が山留め壁1と梁外壁12とを、各々の壁面に垂直かつ反対方向に押圧し、よって生じた山留め壁1と梁外壁12との隙間に裏込め材16を充填して、その間隔を保持することにより山留め壁1の膨出変形あるいは倒れを修正及び抑制する。
請求項(抜粋):
山留め壁を打ち込み、床を先行施工してその床下に地下空間を掘設し、その地下空間内に設けた構真柱に梁を架設し、この梁を山留切梁及び腹起しにして地下構造のための現場打ちコンクリートを打設することにより前記梁を本設の梁とする地下構造における切梁兼用梁材の架設工法において、山留め壁と接する建物外周の梁の架設時に、その架設した梁と前記山留め壁との間の山留め壁面に複数個の平板ジャッキを配設し、前記地下構造に形成されるスラブ及び前記梁の山留め壁側に設けられる梁外壁のための現場打ちコンクリートを打設し、これが硬化した後に、前記平板ジャッキに硬化剤を圧入して、前記平板ジャッキが前記山留め壁と前記梁外壁とを、各々の壁面に垂直かつ反対方向に押圧し、よって生じた前記山留め壁と前記梁外壁との隙間に裏込め材を充填して前記隙間を保持することにより前記山留め壁の膨出変形あるいは倒れを修正しながら行うことを特徴とする、地下構造における切梁兼用梁材の架設工法。
IPC (3件):
E02D 17/04 ,  E02D 29/045 ,  E21D 13/00

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