特許
J-GLOBAL ID:200903079409544356

下見横葺き用外装金属パネル及びその結合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-007459
公開番号(公開出願番号):特開平9-195451
出願日: 1996年01月19日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】下見横葺き用外装における十字交差目地部分の水密性を向上させる金属パネル構造と該パネルを使用した外装作業性の向上。【解決手段】下見横葺き用外装金属パネルの水勾配上下流側各端縁部に相互間の係止結合構造を作り、水勾配に沿う両端縁部には相互間の重ね結合構造を作ったパネルであって、該各結合構造内において毛細管現象による雨水の侵入を引き起こし易い接面構造を可及的に少なくする一方、侵入した雨水の拡散を防止するため、パネルの重ね構造部分及びパネル背面に装着した非透水性発泡体表面に設けた排水溝に誘導し、排水できる構造を持たしめたパネル。
請求項(抜粋):
屋根又は外壁の下見横葺き用の平行四辺形状金属パネルPにおける水勾配方向の上流側端縁部A、下流側端縁部B、水勾配方向に沿う一端縁部C及び他端縁部Dはそれぞれ、相隣る前記パネルとの接続部A1,B1,C1 及びD1 を有し、接続部A1 は相隣る上流側パネルPa の接続部B1 の背面に重ねられる部分であり、該接続部は端縁A2 に沿って帯状領域A7 を残して係止受A5 を有し、該係止受は端縁部Aの端縁A2 に平行にパネルを折り重ねて形成されてなる、内外壁A3,A4 を有するリブ状の突起であり、且つ該突起はその基部A6 から漸次下流側に凹に湾曲してなる構造を有し、該帯状領域は前記係止受に沿う受排水用路A8 を残して侵水防止壁A9 を有し、該侵水防止壁は端縁A2 を含めて前記係止受側にU字状に折り曲げられて形成されてなる構造を有し、接続部B1は、相隣る下流側パネルPb の接続部A1 の表面に重ねられる部分であり、端縁部Cの接続部C1 を除き係止部B6 が形成されてなり、該係止部は端縁部Bの端縁B2 に平行に、パネル背面側にU字状に折り曲げられて形成された下見の見附面B3 、端縁B2 を含めて形成されてなる係止片B4 及び見附面の上流側の平面部B5 とからなる構造を有し、接続部C1 は、相隣るパネルPc の接続部D1 の下面に重ねられる部分であり、侵水防止壁A9 ,受排水用路A8 ,係止受A5 及びそれに続く下流側の受排水溝C6 からなり、該侵水防止壁,受排水用路及び係止受のうち少なくとも侵水防止壁及び受排水用路は、端縁C2 から接続部C1 の巾以内の長さにわたり切除されてなり、該受排水溝はパネル面を順次直角に折り曲げて形成された水勾配方向の凹溝であって、該受排水溝はパネルPc の接続部D1 の突き合わせ面C3 である内側壁面、底面C4 及び端縁C2 を含む立ち上がり面C5 である外側壁面からなる構造を有し、接続部D1 は、相隣るパネルPdの接続部C1 の上面に重ねられる部分であり、係止受A5 、それに続く下流側のパネルの平面部分及び係止部B6 を有し、該係止受の外壁A4 は、端縁D2 から少なくとも接続部C1 の係止受の巾に相当する長さだけ切除されてなり、端縁部Dには前記端縁を含む面であって該端縁に平行にパネル背面方向に直角に折り曲げられてなる突き合わせ面D3 が形成されてなる構造を有し、パネルP背面側には、接続部D1 部分を除き非透水性合成樹脂製発泡体Eが配置されてなり、接続部C1 の背面部分の該発泡体は立ち上がり面C5 を越えてパネルの外方に延び、接続部C1 の背面部分には受排水溝C6 が納まる凹みであって受排水用路A8 の端部位置から下流端に達する排水溝E1 が形成されてなることを特徴とする下見横葺き用外装金属パネル。
IPC (2件):
E04D 3/362 ,  E04D 1/06
FI (2件):
E04D 3/362 F ,  E04D 1/06 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る