特許
J-GLOBAL ID:200903079413981825

電気油圧作動式燃料噴射装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-132625
公開番号(公開出願番号):特開平6-108948
出願日: 1986年12月02日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 インジェクタ針弁の開放及び迅速な閉鎖移動を正確に制御して、そのために必要な燃料供給を削減すること。【構成】 第1通路360 が、一端部で弁座表面354 に、他端部で大横断面積の噴射装置の燃料入口通路356358 に連通し、インジェクタ弁部材であるピストン部材336 の開放移動中は弁体332 が弁座表面354 と係合して、第1通路360 から制御室350 へ燃料がほぼ流れないようにし、弁体332 内に設けられた第2通路352が制御室350 を吐き出し通路364 に連通させ、軸部76の開放移動によって少なくとも吐き出し通路364 、第2通路352 及び制御室350 内で圧力が降下して、ピストン部材が、つまりインジェクタ弁部材が開放移動できるようにし、軸部76が閉鎖移動して弁座70に係合することによって、弁体332 が弁座表面354 から瞬間的に離脱して、第1通路360 ら制御室350 へ燃料が流れて、インジェクタ弁部材のピストン部材が迅速に閉鎖移動可能となる。
請求項(抜粋):
内燃エンジンの燃焼室へ燃料を間欠的に噴射する燃料噴射装置のインジェクタ弁部材の開放及び迅速な閉鎖を制御するために、ハウジング(344) と、閉鎖位置にあるインジェクタ弁部材を燃料吐き出し開口を備えた弁座に押し付けるピストン部材(336) と、前記ピストン部材(336) 用のガイド孔(342)と、制御室(350) とを有し、前記ピストン部材(336) は、前記制御室(350) 内の燃料圧力を受けるようになっており、さらに軸部(76)を備えた電磁作動式ソレノイド弁(72)が設けられ、前記軸部(76)がソレノイド弁座(70)と係合して開閉位置間を移動することによって、吐き出し通路(364) の出口側を開閉する装置において、少なくとも1つの第1通路(360) が、一端部で弁座表面(354) に、他端部で大横断面積の噴射装置の燃料入口通路(356358) に連通しており、少なくともインジェクタ弁部材の、従ってピストン部材(336) の開放移動中は弁体(332) が前記弁座表面(354) と係合して、前記少なくとも1つの第1通路(360) から前記制御室(350) へ燃料がほぼ流れないようにしており、前記弁体(332) 内に設けられた少なくとも1つの第2通路(352) が前記制御室(350) を前記吐き出し通路(364)に連通させており、前記軸部(76)の開放移動によって少なくとも前記吐き出し通路(364) 、前記第2通路(352) 及び前記制御室(350) 内で圧力が降下して、前記ピストン部材が、従って前記インジェクタ弁部材が開放移動できるようにし、また前記軸部(76)が閉鎖移動して前記弁座(70)に係合することによって、前記弁体(332) が前記弁座表面(354) から瞬間的に離脱して、前記少なくとも1つの第1通路(360) から前記制御室(350) へ燃料が流れて、前記インジェクタ弁部材の前記ピストン部材が迅速に閉鎖移動可能となることを特徴とする装置。
IPC (3件):
F02M 61/04 ,  F02M 47/06 ,  F02M 61/16

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