特許
J-GLOBAL ID:200903079419633748

複数熱源ヒートポンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-148482
公開番号(公開出願番号):特開平8-338669
出願日: 1995年06月15日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】 多少の装置異常に対しても極力高い成績係数を確保しながらヒートポンプ運転を継続する。【構成】 採放熱源G1,G2の状況変化に応じて複数の熱源熱交換器5A,5Bに対する冷媒通流パターンを最有効の通流パターンに自動切り換えする切換制御手段9を備える複数熱源ヒートポンプ装置において、装置異常の為に実施が不都合な通流パターンを判定する異常判定手段9dを設け、これに対し、切換制御手段9は、最有効の通流パターンが異常判定手段9dの判定結果として実施不都合な通流パターンであるとき、熱源熱交換器5A,5Bに対する冷媒通流パターンを、他の通流パターンの内、異常判定手段9dにより実施不都合と判定される通流パターン以外で最も高い成績係数を得うる通流パターンに自動切り換えする構成としてある。
請求項(抜粋):
各別の採熱源(G1),(G2)に対し蒸発器として採熱作用させる複数の熱源熱交換器(5A),(5B)と、前記採熱源(G1),(G2)の状況変化に応じ、前記熱源熱交換器(5A),(5B)に対する蒸発対象冷媒の通流パターンを三種以上の選択可能な通流パターン(A),(B),(C),(D)の内で最も高い成績係数が得られる最有効の通流パターンに自動切り換えする切換制御手段(9)とを備える複数熱源ヒートポンプ装置であって、装置異常のために実施が不都合な通流パターンを装置異常の検出に基づいて判定する異常判定手段(9d)を設け、これに対し、前記切換制御手段(9)は、前記採熱源(G1),(G2)の状況変化に応じて最有効の通流パターンへの切り換えを行う際、この最有効の通流パターンが前記異常判定手段(9d)の判定結果として実施不都合な通流パターンであるとき、前記熱源熱交換器(5A),(5B)に対する蒸発対象冷媒の通流パターンを、最有効の通流パターンに代えて、選択可能な通流パターン(A),(B),(C),(D)の内、前記異常判定手段(9d)により実施不都合と判定される通流パターン以外で最も高い成績係数が得られる次善の通流パターンに自動切り換えする構成としてある複数熱源ヒートポンプ装置。

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