特許
J-GLOBAL ID:200903079425991885

電気化学キャパシタの製造方法およびこれにより製造された電気化学キャパシタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  内藤 浩樹 ,  永野 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-003225
公開番号(公開出願番号):特開2009-188395
出願日: 2009年01月09日
公開日(公表日): 2009年08月20日
要約:
【課題】本発明はより生産性を向上させて負極へリチウムイオンをプレドープする電気化学キャパシタの製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明では負極3の炭素電極層3bの表面へリチウム膜9を形成するために基材8の上に離型剤、リチウム膜を積層し、この基材8を用いて負極3の表面へリチウム膜9を貼り付けて転写し、その離型剤にシリコーン3cを用いる。 これにより、薄いリチウム膜9を炭素電極層3bへ容易に形成することができる。そして、リチウム膜9から基材8を剥離する際には、シリコーン3cは化学的に不活性であるため、剥離後にリチウム膜9に残留したとしても電気化学キャパシタ組み立て後における充放電により駆動用電解液などと反応する可能性を低減させることができる。これにより、電気化学キャパシタの生産性および信頼性を高めることが可能となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
金属から成る集電体の表面に活性炭を主とした分極性電極層を形成して正極を作製する正極作製工程と、 金属から成る集電体の表面に炭素材料を主とした炭素電極層を形成して負極を作製する負極作製工程と、 基材の上に離型剤を塗工し、この離型剤の上にリチウム膜を形成し、このリチウム膜を前記負極の表面へ転写して前記負極の表面にリチウム膜を配設するリチウム配設工程と、 前記正極と前記負極をその間にセパレータを介在させた状態で対向させ、巻回または積層して素子を作製する素子作製工程と、 この素子と駆動用電解液とを外装体に収容する収容工程とからなり、 前記リチウム配設工程において用いる離型剤が、シリコーンから成ることを特徴とした電気化学キャパシタの製造方法。
IPC (2件):
H01G 9/058 ,  H01G 9/00
FI (2件):
H01G9/00 301A ,  H01G9/24 B
Fターム (8件):
5E078AA14 ,  5E078AB06 ,  5E078BA13 ,  5E078BA18 ,  5E078BA26 ,  5E078BA38 ,  5E078LA07 ,  5E078LA08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3689948号公報

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