特許

J-GLOBAL ID：200903079428773005

搬送波再生回路

発明者： 古川 秀人
出願人/特許権者： 富士通株式会社
代理人 (1件)： 柏谷 昭司 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-191137
公開番号（公開出願番号）：特開平7-046282
出願日： 1993年08月02日
公開日（公表日）： 1995年02月14日
要約：

【要約】【目的】PSK変調波を復調する同期検波器における搬送波再生回路に関し、引き込み特性と雑音耐力を改善した搬送波再生回路を提供することを目的とする。【構成】n相PSK変調波からなる受信信号を位相検波して受信ベースバンド信号を生成する位相検波器1と、受信ベースバンド信号から再生搬送波を減算して位相情報を抽出する位相情報抽出部2と、位相情報の象限を判定してもとの変調データを復調するデータ判定部3とからなる同期検波器において、変調成分除去部4を設けて、受信ベースバンド信号から変調成分を除去し、フィルタ部5を設けて、変調成分を除去された受信ベースバンド信号における位相変動成分を平均化し、一次PLL部6を設けて、変調成分を除去された受信ベースバンド信号と再生搬送波との位相差を積分した信号によってフィルタ部5の出力信号の位相を変化させることによって再生搬送波を生成する。

請求項（抜粋）：

n相PSK変調波からなる受信信号を位相検波して受信ベースバンド信号を生成する位相検波器(1)と、該受信ベースバンド信号から再生搬送波を減算して位相情報を抽出する位相情報抽出部(2)と、該位相情報の象限を判定してもとの変調データを復調するデータ判定部(3)とからなる同期検波器において、前記受信ベースバンド信号から変調成分を除去する変調成分除去部(4)と、該変調成分を除去された受信ベースバンド信号における位相変動成分を平均化するフィルタ部(5)と、前記変調成分を除去された受信ベースバンド信号と再生搬送波との位相差を積分した信号によって前記フィルタ部(5)の出力信号の位相を変化させることによって前記再生搬送波を生成する一次PLL部(6)とを設けたことを特徴とする搬送波再生回路。