特許
J-GLOBAL ID:200903079430548248
エンジンの空燃比制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-331814
公開番号(公開出願番号):特開平7-189797
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 運転条件の変化で学習エリアが別の学習エリアに移る過渡時にも、誤学習する機会回避しつつ学習機会を最大限に得る。【構成】 触媒下流側酸素濃度センサー40の出力とスライスレベルとの比較により空燃比がリッチとリーンのいずれの側にあるかを判定手段41が判定し、この判定結果より空燃比を理論空燃比の近くに戻す向きにその判定時点のエンジンの負荷と回転数の属する学習エリアの学習値を更新手段42が更新する。算出手段44は触媒部温度の平衡温度を運転条件に応じて算出し、この平衡温度と測定手段43からの触媒部温度の測定値との温度差が所定値よりも大きいかどうかを判定手段45が判定し、この判定結果より温度差が所定値を越えるとき前記更新手段42による学習値の更新を禁止手段46が禁止する。
請求項(抜粋):
触媒上流側の排気中の酸素濃度を検出するセンサーと、このセンサー出力と所定のスライスレベルとの比較結果により空燃比がリッチとリーンのいずれの側にあるかを判定する手段と、この判定結果にもとづいて空燃比が理論空燃比の近くに制御されるように空燃比フィードバック補正の基本制御定数を算出する手段と、エンジンの負荷と回転数で区分けされた複数の各学習エリアごとに空燃比フィードバック補正の制御定数に対する学習値を格納する手段と、現在のエンジンの負荷と回転数がいずれの学習エリアに属するかを判定する手段と、現在のエンジンの負荷と回転数が属する学習エリアに格納されている学習値を読み出す手段と、この読み出した学習値で前記基本制御定数を修正した値にもとづいて空燃比フィードバック補正量を算出する手段と、この空燃比フィードバック補正量で運転条件に応じた基本噴射量を補正して燃料噴射量を算出する手段と、この噴射量の燃料を吸気管に供給する装置と、前記触媒下流の排気中の酸素濃度を検出するセンサーと、このセンサー出力と所定のスライスレベルとの比較により空燃比がリッチとリーンのいずれの側にあるかを判定する手段と、この判定結果より空燃比を理論空燃比の近くに戻す向きにその判定時点のエンジンの負荷と回転数の属する学習エリアの学習値を更新する手段と、触媒部温度を測定する手段と、この触媒部温度の平衡温度を運転条件に応じて算出する手段と、この平衡温度と前記触媒部温度の測定値との温度差が所定値よりも大きいかどうかを判定する手段と、この判定結果より温度差が所定値を越えるとき前記学習値の更新を禁止する手段とを設けたことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
IPC (4件):
F02D 45/00 340
, F02D 45/00 360
, F01N 3/24
, F02D 41/14 310
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