特許
J-GLOBAL ID:200903079431807387

車両駆動用永久磁石同期電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-162766
公開番号(公開出願番号):特開平10-014273
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】インバータ出力電圧が最大値に近くなる高速運転を行う場合にも、弱め磁束電流を最小限に抑えながら電流制御系が不安定にならない制御装置を得る。【解決手段】磁束方向電流指令値演算部11と、電圧指令演算部12と、極座標変換部13と、電圧ベクトルの大きさ制限部14と、実トルク演算部15と、トルク角制御部16と、PWM電圧発生部17と、回転角速度演算部18とからなり、14から出力される電圧ベクトルの大きさと、13から出力される電圧ベクトルの角度と、16から出力されるトルク角補正値と、永久磁石磁束角度との和を入力として、多相PWM電圧指令をインバータに出力するもの。
請求項(抜粋):
直流電力を交流電力に変換するインバータにより車両駆動用永久磁石同期電動機を制御する車両駆動用永久磁石同期電動機の制御装置において、前記車両駆動用永久磁石同期電動機の永久磁石磁束角度を入力として電動機回転角速度を演算する回転角速度演算部と、前記回転角速度を入力として磁束方向電流指令を演算する磁束方向電流指令演算部と、前記磁束方向電流指令と、トルク指令を入力として、磁束方向電圧指令とトルク方向電圧指令を演算する電圧指令演算部と、前記磁束方向電圧指令と前記トルク方向電圧指令とを入力として、電圧ベクトルの大きさと電圧ベクトルの角度を演算する極座標変換部と、前記電圧ベクトルの大きさを入力として、入力された電圧ベクトルの大きさが、前記インバータの出力できる最大電圧を越えているときには、電圧ベクトルの大きさを制限して新たな電圧ベクトルの大きさとして出力する電圧ベクトルの大きさ制限部と、前記磁束方向電圧指令と前記トルク方向電圧指令と、トルク電流実際値と、磁束方向電流実際値と、前記回転角速度を入力として、トルク実際値を演算する実トルク演算部と、前記トルク指令と前記トルク実際値を入力として、トルク実際値がトルク指令に追従するようにトルク角補正値を演算するトルク角制御部と、前記電圧ベクトルの大きさ制限部から出力される電圧ベクトルの大きさと、前記電圧ベクトルの角度と、前記トルク角補正値と、前記永久磁石磁束角度との和を入力として、多相PWM電圧指令を前記インバータに出力するPWM電圧発生部とを有する車両駆動用永久磁石同期電動機の制御装置。
IPC (3件):
H02P 5/41 303 ,  B60L 15/22 ,  H02P 21/00
FI (3件):
H02P 5/41 303 Z ,  B60L 15/22 X ,  H02P 5/408 C
引用特許:
審査官引用 (6件)
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