特許

J-GLOBAL ID：200903079432759386

アラミド系繊維の製造方法、および該アラミド系繊維とエポキシ樹脂組成物との複合体の製造方法

発明者： 清原 紀
出願人/特許権者： 株式会社巴川製紙所
代理人 (1件)： 志賀 正武 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-283702
公開番号（公開出願番号）：特開平9-124801
出願日： 1995年10月31日
公開日（公表日）： 1997年05月13日
要約：

【要約】【課題】 アラミド系繊維基材と、マトリックスとの間の接着性を改良し、複合材料としての機械的強度、弾性率、耐疲労性、耐熱サイクル性等の物性を向上させることができる、アラミド系繊維の製造方法を提供すること。【解決手段】 少なくとも、下記一般式(I)【化1】のジカルボン酸を50〜100モル%含むジカルボン酸成分と、下記一般式(II)【化2】のジアミンを50〜100モル%含むジアミン成分とから製造させるフェノール性水酸基含有ポリアミド樹脂と、アルコール成分を含む溶剤とからなる表面処理剤をアラミド系繊維に含浸、乾燥させることを特徴とする表面処理されたアラミド系繊維基材の製造方法。

請求項（抜粋）：

少なくとも、下記一般式(I)【化1】で示されるジカルボン酸を50〜100モル%含むジカルボン酸成分と、下記一般式(II)【化2】(式中、R1、R2は、Hまたは枝分かれしても良い炭素数4までのアルキル基であるが、同時にHであることはない)で示されるジアミンを50〜100モル%含むジアミン成分とから製造させるフェノール性水酸基含有ポリアミド樹脂と、アルコール成分を含む溶剤とからなる表面処理剤をアラミド系繊維に含浸させた後、乾燥することを特徴とするアラミド系繊維の製造方法。