特許
J-GLOBAL ID:200903079435180400

ランプ波発生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-070653
公開番号(公開出願番号):特開平5-275985
出願日: 1992年03月27日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】 複数の種類のランプ波を、その波高値が一定となるように発生することが可能なランプ波発生回路を得ることである。【構成】 RSフリップフロップ32と、ランプ波コンデンサC10を充・放電する第一定電流源34及び第二定電流源36、ランプ波コンデンサC10の両端電圧と低電位しきい値VLとを比較するコンパレータCOMP10を含んでいる。そしてコンパレータCOMP12はランプ波コンデンサC10の両端電圧と中心基準電圧Vcentとを比較し、その差の電流を制御コンデンサC12に供給する。従って、その両端電圧はランプ波コンデンサC10の両端電圧と中心基準電圧Vcentとの差を積分した値となり、この値によって第一定電流源34、及び第二定電流源36の充・放電の電流量が制御される。そのため発生するランプ波の波高値が一定であるランプ波発生回路が得られる。
請求項(抜粋):
外部からのタイミングパルスによってセットされるフリップフロップと、充放電を繰り返すことによりランプ波を出力するランプ波コンデンサと、前記フリップフロップがセットされている場合に、所定の電流制御信号に応じた電流量で前記ランプ波コンデンサを放電する放電回路と、前記ランプ波コンデンサの両端電圧が所定のしきい値に達したならば前記フリップフロップをリセットするリセット手段と、前記フリップフロップがリセットされている場合に、前記所定の電流制御信号に応じた電流量で前記ランプ波コンデンサを充電する充電回路と、を有し、外部からの前記タイミングパルスに同期したランプ波を、前記ランプ波コンデンサの両端電圧として発生するランプ波発生回路であって、前記ランプ波コンデンサの両端電圧と、ランプ波の平均電圧となるべき電圧である所定の中心基準電圧との差の電圧値を積分し、この積分値を前記所定の電流制御信号として、前記充電回路及び前記放電回路に供給する積分回路と、を備え、前記積分回路の充電電荷量と放電電荷量とが等しくなるように前記充電回路及び前記放電回路の電流量が制御されることを特徴とするランプ波発生回路。

前のページに戻る