特許
J-GLOBAL ID:200903079437697532

ランキンサイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-313104
公開番号(公開出願番号):特開2002-115504
出願日: 2000年10月06日
公開日(公表日): 2002年04月19日
要約:
【要約】【課題】 ランキンサイクル装置の凝縮器の熱交換効率を高めるとともに、液相作動媒体の過冷却を防止して蒸発器の消費エネルギーを節減する。【解決手段】 ランキンサイクル装置は、蒸気を発生させる蒸発器3と、蒸気の熱エネルギーを機械エネルギーに変換する膨張機4と、膨張機4が排出した蒸気を冷却して水に戻す凝縮器5と、凝縮器5からの水を加圧して蒸発器3に供給する供給ポンプ6とを備える。凝縮器5を上流側の気相部24(蒸気および水を含む部分)と下流側の液相部25(実質的に水だけを含む部分)とに分け、気相部24の冷却効率を液相部25の冷却効率よりも高く設定する。これにより気相部24において飽和蒸気が液化する際に放出する潜熱を効果的に吸収して凝縮性能を高めることができ、しかも潜熱の放出が望めない液相部25において水が過冷却されるのを防止することができる。
請求項(抜粋):
液相作動媒体を加熱して蒸気を発生させる蒸発器(3)と、蒸発器(3)が排出した蒸気の熱エネルギーを機械エネルギーに変換する膨張機(4)と、膨張機(4)が排出した蒸気を冷却して液相作動媒体に戻す凝縮器(5)と、凝縮器(5)が排出した液相作動媒体を加圧して蒸発器(3)に供給する供給ポンプ(6)とを備えたランキンサイクル装置において、凝縮器(5)の上流側の気相部(24)の冷却効率を下流側の液相部(25)の冷却効率よりも高めたことを特徴とするランキンサイクル装置。
IPC (3件):
F01K 23/10 ,  B60H 1/22 ,  F01K 9/00
FI (3件):
F01K 23/10 P ,  B60H 1/22 ,  F01K 9/00 A
Fターム (5件):
3G081BA01 ,  3G081BA20 ,  3G081BB00 ,  3G081BC07 ,  3G081BD03

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