特許
J-GLOBAL ID:200903079438927868
形状記憶合金エンジン
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-019186
公開番号(公開出願番号):特開2006-207441
出願日: 2005年01月27日
公開日(公表日): 2006年08月10日
要約:
【目的】 無端環状ベルトに高い張力を付与しなくても作動可能な長寿命の形状記憶合金エンジンを提供する。【解決手段】 形状記憶合金製の無端環状ベルト20は、その変態点よりも高温の状態において第1プーリ(高温側回転体)16の外周面に沿った湾曲状態よりも大きい曲率半径を有する形状または曲率中心が反対側にある逆Rの湾曲形状となるように形状記憶されたものであり、第1プーリ16から回出する部位(点P2)でその直線形状或いは逆R形状に復帰しようとするときの曲げモーメントに基づいて回転力を発生させることから、無端環状ベルト20が比較的低い張力状態であるときに形状記憶合金エンジン10が好適に作動するので、高い歪みにより形状記憶合金製の無端環状ベルト20の寿命が短縮されることがなくなり、形状記憶合金エンジン10が高寿命の実用性に優れたものとなる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
一対の高温側回転体および低温側回転体と、該高温側回転体および低温側回転体に巻き掛けられた形状記憶合金製の無端環状ベルトとを有し、該無端環状ベルトに付与される温度差に基づいて回転力を出力する形状記憶合金エンジンであって、
前記無端環状ベルトは、その変態点よりも高温の状態において前記高温側回転体の外周面に沿った湾曲状態よりも大きい曲率半径を有する形状または曲率中心が反対側にある湾曲形状となるように形状記憶されたものであり、前記高温側回転体から回出する部位でより記憶形状に復帰しようとするときの曲げモーメントに基づいて前記回転力を発生させることを特徴とする形状記憶合金エンジン。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
前のページに戻る