特許
J-GLOBAL ID:200903079440527265

医療用容器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-019966
公開番号(公開出願番号):特開平10-201820
出願日: 1997年01月17日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 蒸気滅菌処理及び保存中に変質、分解を起こし易い薬剤を母液と分離して保存でき、使用直前に母液と薬剤とを無菌的に簡単に混合して用いることのできる医療用容器を提供。【解決手段】 可撓性壁を有する樹脂素材からなる第一容器2と、第一容器に連結される第二容器3とからなり、第一容器内には容器と共に蒸気滅菌処理された母液が充填され、第二容器内には使用時に母液と混合される薬剤が充填され、第二容器に連結される第一容器壁は少なくとも内層と外層とを有する積層構造からなり、内層の完全熱溶着シール温度が外層の完全熱溶着シール温度より高くなるような内層の樹脂素材と外層の樹脂素材とが用いられており、第二容器は第一容器の外層を介して完全熱溶着シールで液密に第一容器に連結され、且つ第二容器に連結される第一容器壁の内層同士は第一容器内の昇圧によって一部を剥離開放しうるピールシール部6で形成される。
請求項(抜粋):
可撓性壁を有する樹脂素材からなる第一容器と、上記第一容器に連結される第二容器とからなり、上記第一容器内には該容器と共に蒸気滅菌処理された母液が充填され、上記第二容器内には使用時に上記母液と混合される薬剤が充填され、上記第二容器に連結される上記第一容器壁は少なくとも内層と外層とを有する積層構造からなり、上記内層の完全熱溶着シール温度が上記外層の完全熱溶着シール温度より高くなるような上記内層の樹脂素材と上記外層の樹脂素材とが用いられており、上記第二容器は上記第一容器の外層を介して完全熱溶着シールで液密に該第一容器に連結され、且つ上記第二容器に連結される上記第一容器壁の内層同士は該第一容器内の昇圧によって少なくとも一部を剥離開放しうるピールシール部で形成され、上記内層同士のピールシール部を剥離開放することにより上記第一容器と第二容器とが連通して一つの液密な容器体となると共に上記母液と薬剤が混合されることを特徴とする医療用容器。
IPC (2件):
A61J 1/05 ,  B65D 81/32
FI (2件):
A61J 1/00 351 A ,  B65D 81/32 D

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