特許
J-GLOBAL ID:200903079441349620

自動車用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-125826
公開番号(公開出願番号):特開2000-313226
出願日: 1999年05月06日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】 熱交換器を追加すること無く、蓄冷装置による空調を行うことが可能な自動車用空気調和装置を提供すること。【解決手段】 空調用ダクト2内に配置されたエバポレータ1で液相冷媒が蒸発することによって、その気化潜熱で空調風を冷却する。気化した気相冷媒はコンプレッサ3に吸引されて圧縮され、高温高圧ガスとなってコンデンサ4へ流入し、外気へ放熱することによって凝縮液化する。液化した冷媒は、リキッドタンク5に一旦貯留された後、液相のみが可変膨張弁6へ至り、急激に膨張して低温低圧となり、蓄液タンク10を経由してエバポレータ1へ還流し、再び蒸発して吸熱する、というサイクルを繰り返す。
請求項(抜粋):
エンジンで駆動され、冷媒を圧縮して吐出するコンプレッサと、前記コンプレッサから吐出された冷媒ガスを冷却して凝縮させるコンデンサと、前記コンデンサで凝縮した液冷媒を一時貯留するリキッドタンクと、前記リキッドタンクに貯留している液冷媒が流入して減圧・膨張する膨張弁と、前記膨張弁で減圧・膨張した冷媒を蒸発させるエバポレータとを備えるエアコンサイクル装置において、蓄冷装置と循環ポンプと流路切り替え手段とを備える蓄冷配管系を、前記エバポレータと並列に接続し、また、この蓄冷配管の冷媒通路容量以上の容量をもつ蓄液タンクを前記エバポレータの入口側に設け、車両が走行中であって、かつ、冷房能力に余裕がある場合は、前記エバポレータと、前記蓄冷装置の両方に冷媒を通流させて、前記蓄冷装置への蓄冷を行うとともに、停車時には、エアコンサイクル用の前記コンプレッサを停止させて、前記蓄液タンク内の冷媒を、前記循環ポンプにより前記蓄冷装置内へ通流させて冷却した後、前記エバポレータに循環させることにより車室内の空気調和を可能とするように構成することを特徴とする自動車用空気調和装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 624 ,  F24F 11/02 ,  F25B 1/00 321
FI (3件):
B60H 1/32 624 H ,  F24F 11/02 Y ,  F25B 1/00 321 C
Fターム (6件):
3L060AA03 ,  3L060CC04 ,  3L060DD01 ,  3L060DD02 ,  3L060EE09 ,  3L060EE41

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