特許
J-GLOBAL ID:200903079448195822
誘導電動機の制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-275206
公開番号(公開出願番号):特開平5-227780
出願日: 1992年09月18日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 誘導電動機のベクトル制御を精密に行う制御装置を提供する。【構成】 誘導モータ1の制御装置に関し、3φ-2φ変換部4により誘導モータのd軸電流idsとq軸電流iqsを求め、上記d-q軸電流からロータ磁束追定部6、ロータ抵抗追定部15によりロータの磁束及びロータの抵抗変化を追定して、温度変化、周囲環境によりロータ抵抗変化を補償する3相電流を制御することにより、高性能動特性が得られる制御装置である。
請求項(抜粋):
誘導モータ(電動機)のベクトル制御装置において、誘導モータのステータに固定された3相電流を回転するd-q軸における電流ids,iqsに変換する3φ-2φ変換部と、上記3φ-2φ変換部から出力されるd軸電流idsをうけてロータ磁束を追定するロータ磁束追定部と、上記誘導モータの回転数に比例したパルスを生ずるパルス発生部の出力パルスをカウントするカウンタ部と、上記カウンタ部から出力される現在速度値wrとロータの正常速度命令値wr* を合算器で合算した出力値e1を比例積分制御する第1P1制御部と、上記ロータ磁束追定部の出力信号のq軸の電流iqsを乗じて誘導モータのトルクを求めるマルティプライアの出力と、上記第1P1制御部の出力信号を合算器で合算する出力値e2を比例積分制御して誘導モータのトルクを制御する第2P1制御部と、上記ロータ磁束追定部の出力信号と正常磁束命令値φdr*の信号を合算器で合算した出力値e3を比較積分制御する第3P1制御部と、上記第3P1制御部の出力信号とd軸電流信号を合算器で合算した出力値e4を比例積分制御する第4P1制御部と、上記q軸電流iqsをロータ磁束追定部の出力値で割るディバイダと、上記ディバイダの出力とロータ抵抗追定部の出力を入力としてスリップ抵抗を計算するスリップ抵抗計算部と、上記スリップ抵抗計算部の出力のスリップ角速度ws1と、現在速度値wrを極大数した速度値pwrを合算する合算部出力の同期加速度wsと、正常速度命令値wr* 、正常磁束命令値φdr* 、第3,4P1制御部の出力信号を入力としてロータ抵抗変化を追定するロータ抵抗追定部と、上記合算部出力の同期角速度wsを積分する積分器出力をアドレス信号として、ステータ軸に固定された軸を任意の同期角速度で回転するd-q軸で換算し、任意の同期角速度で回転するd-q軸をステータ軸に固定された軸で換算するロムテーブルと、上記第2,4P1制御部の出力をうけてロータ磁束と速度を非関速制御し、d-q軸ステータ電圧vds,vqsを出力する制御部と、上記制御部出力をロムテーブルから出力されるsinθ,cosθ値により誘導モータの相電圧命令値に変換して出力する2φ-3φ変換部と、上記2φ-3φ変換部から出力される相電圧命令値により、誘導モータを駆動するインバータ部とから構成されることを特徴とする。
IPC (2件):
H02P 5/408
, H02P 5/41 302
引用特許:
前のページに戻る