特許
J-GLOBAL ID:200903079449156430

加速スリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-084775
公開番号(公開出願番号):特開平6-298066
出願日: 1993年04月12日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明は加速スリップ制御装置に関し、三方向分岐弁を用いることなく、かつポートの増設なしに、クロス配管ホイールシステムのアンチロックブレーキ制御及び加速スリップ制御を行なうことを目的とする。【構成】 第1の制御手段M9は、駆動輪M2,M3の加速スリップ発生時にアンチロックブレーキアクチュエータM1の導入ブレーキ液圧を高圧源側とするよう上記トラクションアクチュエータM1の切換えを行なうと共に、高圧源M8のブレーキ液圧が左右の従動輪M4,M5のホイールシリンダに導びかれないよう上記左右の従動輪の電磁制御弁を遮断させる。第2の制御手段M10は、駆動輪M2,M3の加速スリップ量に応じて上記左右の駆動輪M2,M3の電磁制御弁を切換えて加速スリップを抑制させる。
請求項(抜粋):
クロス配管ブレーキシステムと、左右夫々の駆動輪及び従動輪夫々のホイールシリンダのブレーキ液圧を電磁制御弁により増圧、保持、減圧するアンチロックブレーキアクチュエータと、マスタシリンダと上記アンチロックブレーキアクチュエータとの間に設けられ、上記マスタシリンダのブレーキ液圧と加速スリップ制御用の高圧源のブレーキ液圧とを切換えて上記アンチロックブレーキアクチュエータに導びくトラクションアクチュエータと、駆動輪の加速スリップ発生時に上記アンチロックブレーキアクチュエータの導入ブレーキ液圧を高圧源側とするよう上記トラクションアクチュエータの切換えを行なうと共に、上記高圧源のブレーキ液圧が左右の従動輪のホイールシリンダに導びかれないよう上記左右の従動輪の電磁制御弁を遮断させる第1の制御手段と、駆動輪の加速スリップ量に応じて上記左右の駆動輪の電磁制御弁を切換えて加速スリップを抑制させる第2の制御手段とを有することを特徴とする加速スリップ制御装置。

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