特許
J-GLOBAL ID:200903079456035184

ロックアップクラッチ付き流体伝動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-207405
公開番号(公開出願番号):特開平6-034015
出願日: 1992年07月10日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 しゃくり防止のための摩擦板を設けた流体伝動装置であって、ショックが生じず、かつ耐久性に優れた装置を提供する。【構成】 ダンパーマス12がセンタープレート30の対して所定角度相対回転するとダンパーマス12に円周方向で係合するフリクションプレート31をフロントカバー4の内面に摩擦接触させた状態に配置し、そのフリクションプレート31とダンパーマス12とが円周方向で係合する際に弾性作用をする係合片35を、フリクションプレート31に形成した。したがって係合時のショックが緩和され、また係合面積の増大や局部的な過荷重を防止でき、耐久性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
流体流を生じさせるポンプインペラの外殻と該外殻に一体的に連結されたフロントカバーとによってハウジングが形成され、そのハウジング内に前記ポンプインペラと対向してタービンランナが配置され、さらに前記ハウジングとタービンランナに一体の出力部材との間で選択的にトルクの伝達を行うロックアップクラッチが前記ハウジング内に設けられたロックアップクラッチ付き流体伝動装置において、前記ハウジングに対して相対回転可能でかつ前記ロックアップクラッチが選択的に係合する回転慣性質量体が、前記ハウジングおよびハウジングと一体となって回転する部材を含む駆動側部材に対して弾性体を介して連結されることによりダンパー機構を構成し、かつ前記回転慣性質量体と駆動側部材とのいずれか一方に摩擦接触した摩擦板が、回転慣性質量体と駆動側部材とのいずれか他方に対して円周方向へ所定角度相対回転した際に当接して係合するよう配置され、その回転慣性質量体と駆動側部材とのいずれか他方と前記摩擦板との円周方向での当接係合部に、弾性変形する弾性部が設けられていることを特徴とするロックアップクラッチ付き流体伝動装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-251664

前のページに戻る