特許
J-GLOBAL ID:200903079458195200

マスカラ塗布具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-008514
公開番号(公開出願番号):特開平7-213335
出願日: 1994年01月28日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 マスカラ塗布具の内筒を外筒に対して角度無制限に回転できるようにし、絞り径最大から最小に瞬時に変えることができるようにする。【構成】 内筒10の上部にしごき部材13を設け、しごき部材13の先端に挿通孔13cを設ける。外筒1の上部に裏当て部材3を設け、これを前記しごき部材13に押圧状態に突き当てて内筒10を下方に付勢する。内筒10を外筒1に対して上下動させることにより、裏当て部材3のしごき部材13に対する食い込み量を可変させ、しごき筒部13bを弾性変形させて、挿通孔13cを拡縮できるようにする。この挿通孔13cにブラシ軸22を挿通する。操作摘み11の外周面に螺旋突条11aを設け、外筒1の下部内周面に短尺の係合突起1a〜1cを設ける。螺旋突条11aの終端Bが係合突起1aから離脱すると、しごき部材の弾発力により内筒10は下方に押動せしめられる。
請求項(抜粋):
マスカラを収容する内筒が外筒の内部に挿入され、この内筒は前記外筒の内面と内筒の外面に設けられたねじ機構によって外筒に対し回動可能且つ上下動可能にされ、前記外筒の上端の口部に螺合するキャップからは先端にブラシを有し前記内筒を挿脱可能なブラシ軸が延び、内筒の上端には前記ブラシをしごく弾性材からなるしごき部材が設けられ、このしごき部材は内筒の内側奥方向に傾斜する略コーン形をなし中央にブラシ軸及びブラシが挿脱する挿通孔が設けられ、前記外筒の上部には先端を前記しごき部材の表面に押圧状態に突き当てた裏当て部材が設けられ、前記内筒を外筒に対して上下動することによって前記しごき部材に対する前記裏当て部材の食い込み量を変化させ、これによってしごき部材の挿通孔の実質的な絞り径を可変にしたマスカラ塗布具において、前記ねじ機構は、前記内筒の外面と前記外筒の内面のいずれか一方に形成された螺旋突条と、残る他方に形成された短尺の係合突起とから構成され、この係合突起が螺旋突条に係合して相対摺動するようになっており、前記内筒は前記絞り径を大きくする方向には角度無制限に回転可能にされていて、絞り径を最大にした時に前記係合突起が螺旋突条の終端に位置し、係合突起が螺旋突条の終端を越えると前記裏当て部材との協働により生じる前記しごき部材の弾発力によって内筒が外筒に対して下動し、絞り径を最小にした時の螺旋突条に対する係合位置に前記係合突起が戻るようにされていることを特徴とするマスカラ塗布具。

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