特許
J-GLOBAL ID:200903079468994217

輪郭補正回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-308231
公開番号(公開出願番号):特開平10-150582
出願日: 1996年11月19日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】オーバーシュート・プリシュートがなく、高い周波数の信号に対しても信号振幅を劣化させることのない輪郭補正回路を提供する。【解決手段】入力映像信号aを2次微分回路11に入力して2次微分信号bを生成し、この信号bをt1およびt2時間遅延させて2次微分信号c,dを得る。これらb〜dの2次微分信号を非線形フィルタ14に入力し、その出力より補正信号eを出力し、信号aと補正信号eとを加算し、プリシュート・オーバーシュートを除去した出力画像信号fを出力する。これにより、入力信号aの2次微分信号bにのみ、非線形フィルタ14をかけ補正信号eを得、この補正信号eを入力信号aに加算したため、オーバーシュート・プリシュートを持たない出力信号fを得ることができるばかりか、入力信号aは非線形フィルタ14にかけていないので、高い周波数の信号を入力しても応答性がよくなる。
請求項(抜粋):
入力映像信号を2次微分回路に入力して第1の2次微分信号を生成し、t1およびt2時間遅延させた前記第1の2次微分信号を、第2および第3の2次微分信号とし、前記第1乃至第3の2次微分信号を非線形フィルタに入力し、その出力より補正信号を出力し、前記入力映像信号に、前記補正信号とを加算することにより、プリシュート・オーバーシュートを除去した出力画像信号を出力することを可能としたことを特徴とする輪郭補正回路。

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