特許
J-GLOBAL ID:200903079471834980

簡易仮橋仮桟橋架設工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 幸春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-219105
公開番号(公開出願番号):特開平10-046523
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】仮橋仮桟橋を構築するに際し、下部工として杭橋脚打設作業と、多大な危険をはらむ上部工作業からなる架設施工をパネル化した上部構造の連結作業として上部工工程を簡略化し、高速で安価な施工工法を提供する。【解決手段】先行して平場地組したユニット桟橋パネル8をセットし、クローラークレーン12を搬入セットして桟橋パネルの橋脚フレームの筒状連結部に挿通した鋼管の杭橋脚10に柱体としての柱状構造物13を立設し、該柱状構造物13にワイヤー14を介し、クレーン本体12' により次段のユニット桟橋パネル8を連結し、架設状態にし、次段のユニット桟橋パネル8の筒状連結部1に次段の杭橋脚としての鋼管10を挿入し、地盤9に設置し、該鋼管10に鋼管10を導材として削孔機20をクレーン本体12' により吊設して挿入し、その先端ビット17をして拡径削孔し、鋼管10を沈下させ、その上端部をガス切断して荷重受板をセットする。
請求項(抜粋):
クレーンによる懸吊が自在な単位に上部構造をユニット桟橋パネルとして分割する構成にして、該ユニット桟橋パネルを平場にて組み立て先行して設計位置に構築した後に延設方向の杭橋脚打設を行う簡易仮橋仮桟橋架設工法において、既設桟橋桁上に柱体を立設した後上記ユニット桟橋パネルをクレーンにより設計位置に移動し、該ユニット桟橋パネル付属の連結機構により上部構造既設部を架設し、その際上記柱体を架設することにより設計位置に保持し、延設方向の杭橋脚打設位置を該ユニット桟橋パネル付属の杭橋脚連結機構により確保した後、該連結機構に鋼管を挿通してその先端を地盤に打設し、該鋼管を杭橋脚として該ユニット桟橋パネルに連結して桟橋構造を構築する工程を反復するようにすることを特徴とする簡易仮橋仮桟橋架設工法。

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