特許
J-GLOBAL ID:200903079472744322
時限溶出型の被覆粒状肥料
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
出田 晴雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-153009
公開番号(公開出願番号):特開平9-309785
出願日: 1996年05月24日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 時限溶出型被覆肥料の誘導期間及び溶出期間の短縮【解決手段】 粒状肥料芯材の表面に被層される被膜を吸水性高分子粉末が熱可塑性樹脂基材中に分散された単層とし、該吸水性高分子を好適には無膨潤性、低膨潤性又は水溶性物質とし、好適にはそれをi-ブテン-無水不飽和ジカルボン酸等とし、好適にはその平均粒径を膜厚の1/8〜1倍長とし、好適には被膜中の該高分子の含有量[該高分子重量×100/(該高分子重量+熱可塑性樹脂重量)]を50wt%未満とし、好適には該芯材を加里肥料とする。【効果】 加里肥料の様な高い常温飽和蒸気圧及び低い常温対水溶解度の肥料に対しても誘導期間及び溶出期間を格段に短縮でき、被覆肥料の長期間保存後も、溶出パターン殆ど同一。
請求項(抜粋):
粒状肥料芯材の表面が基材である熱可塑性樹脂中に吸水性高分子粉末が分散された単一層の被膜で被層されており、この吸水性高分子がイソブチレン-不飽和ジカルボン酸無水物共重合体、アクリル酸-ビニルアルコール共重合体及びアクリル酸アルカリ金属塩系重合体から選ばれる1種以上の水溶性高分子で形成されたものであることを特徴とする時限溶出型の被覆粒状肥料。
IPC (2件):
C05G 3/00 103
, C05D 1/02
FI (2件):
C05G 3/00 103
, C05D 1/02
引用特許:
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