特許
J-GLOBAL ID:200903079483654309

磁石発電機のロータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-302249
公開番号(公開出願番号):特開平10-145995
出願日: 1996年11月13日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 磁石発電機のロータに用いられる磁石保護カバーの鍔部には、係止片を巻カシメした後に、鉄椀と永久磁石との間に接着剤を滴下するための貫通孔が設けられていたが、この貫通孔を形成するには孔開け専用にプレス工程が必要となり、磁石保護カバーの製造コストが高くなり、ロータのコストが高くなっていた。【解決手段】 貫通孔に代えて、放射状の複数の切欠6cを鍔部6bに形成した。この複数の切欠6cは、鍔部6bの外形の打抜き時に、同時に打ち抜いて形成できるため、孔開け専用のプレス工程が不要になり、磁石保護カバー6の製造コストを抑え、ロータ1のコストを下げることができる。また、切欠6cに代えたことにより、滴下された接着剤がスムーズかつ大量に鉄椀4と永久磁石5に浸透し、接着剤による鉄椀4と永久磁石5の接合強度を高めることができる。
請求項(抜粋):
回転駆動される鉄椀と、この鉄椀内に配置される永久磁石と、この永久磁石の内側に配置されるとともに、前記鉄椀の開口端に形成された係止片に押圧される鍔部を有する断面略L字形を呈した環状の磁石保護カバーと、を備え、前記鉄椀の開口端に形成された前記係止片を内側に塑性変形させて前記鍔部を押圧して前記永久磁石および前記磁石保護カバーを前記鉄椀に固定するとともに、前記鉄椀と前記永久磁石との間を接着剤で固着する磁石発電機のロータにおいて、前記鍔部には、放射状の切欠が複数設けられたことを特徴とする磁石発電機のロータ。
IPC (3件):
H02K 1/27 502 ,  H02K 1/27 ,  H02K 21/22
FI (3件):
H02K 1/27 502 H ,  H02K 1/27 502 G ,  H02K 21/22 B
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-258658

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