特許
J-GLOBAL ID:200903079490135090

移動通信システムの送信権獲得方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-339307
公開番号(公開出願番号):特開平9-182140
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 複数の移動局が同一チャネルを利用してプレストーク方式によりグループ通信を行う移動通信システムの送信権獲得方式に関し、新たな専用チャネルを設けることなく、送信権の獲得制御を確実にしつつ、基地局側での音声頭切れ時間を極力短くすることを課題とする。【解決手段】 移動局1が送信権を獲得したいときには、自局の上り同期バースト送信手段1aが、上り同期バーストに自局の識別番号を付加して基地局4に送信する。基地局4の下り同期バースト送信手段4aが、この上り同期バーストから識別番号を抽出し、抽出された識別番号に対応する移動局1に送信権を付与する場合には、下り同期バーストに当該識別番号を付加して各移動局1〜3に送信する。移動局1の送信権認識手段1bは、この下り同期バーストから識別番号を抽出し、当該識別番号が自局の識別番号であれば、自局に送信権が付与されたと認識する。
請求項(抜粋):
複数の移動局が同一チャネルを利用してプレストーク方式によりグループ通信を行うTDMA方式の移動通信システムの送信権獲得方式において、複数の移動局にそれぞれ設けられ、移動局が送信権を獲得したいときに、上り同期バーストに自局の識別番号を付加して前記基地局に送信する上り同期バースト送信手段と、前記基地局に設けられ、前記上り同期バースト送信手段より送信された同期バーストから識別番号を抽出し、当該識別番号に対応する移動局に送信権を付与する場合には、下り同期バーストに当該識別番号を付加して前記各移動局に送信する下り同期バースト送信手段と、前記複数の移動局にそれぞれ設けられ、前記下り同期バースト送信手段より送信された同期バーストから識別番号を抽出し、当該識別番号が自局の識別番号であれば、自局に送信権が付与されたと認識する送信権認識手段と、を有することを特徴とする移動通信システムの送信権獲得方式。

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