特許
J-GLOBAL ID:200903079497235872

複合酸化物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-240283
公開番号(公開出願番号):特開平9-086927
出願日: 1995年09月19日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 置換する元素と置換される元素とのイオン半径の差が大きな複合酸化物を容易に製造できる製造方法、例えば酸素過剰雰囲気で窒素酸化物を吸蔵除去或は還元除去する能力の高いホランダイト型等の複合酸化物の製造方法を提供すること。【解決手段】 ホランダイト型複合酸化物の製造方法は、まず、酸化錫(SnO2)粉末を、蒸留水300mlに超音波により懸濁させる。この懸濁液を攪拌しながら、硝酸カリウム(KNO3)と硝酸アルミニウム(Al(NO3)3・9H2O)とを加え、溶解させる。ついで、7%アンモニア水を徐々に滴下して沈澱を生成させる。次に、生成した沈澱物を乾燥させ、アルミナ乳鉢で粉砕して原料組成物とする。この原料組成物を、大気中、800°Cで6時間焼成する。
請求項(抜粋):
成分元素の置換導入を伴うとともに、置換する元素と置換される元素のイオン半径の差が大きな複合酸化物の製造方法において、出発原料として、成分元素の内、金属元素の酸化物と、それ以外の金属元素の有機金属化合物又は無機金属化合物とを用い、前記酸化物を溶媒に懸濁させた懸濁液に前記有機金属化合物又は無機金属化合物を溶解し、その溶液を加水分解した後に乾燥させ又はそのまま乾燥させ、それによって得られた残渣を焼成することを特徴とする複合酸化物の製造方法。
IPC (5件):
C01G 19/00 ZAB ,  B01D 53/56 ,  B01D 53/81 ,  B01D 53/94 ,  B01J 23/14
FI (5件):
C01G 19/00 ZAB A ,  B01J 23/14 A ,  B01D 53/34 129 A ,  B01D 53/36 102 C ,  B01D 53/36 102 H

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