特許
J-GLOBAL ID:200903079499239948

油圧式動力舵取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 覚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-283829
公開番号(公開出願番号):特開平6-107212
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 車速及び操舵角をパラメータとしてパワーアシスト力を制御する。【構成】 ポンプ7からの吐出油をパワーアシスト部9に導く供給路71の途中に制御オリフィス62を設け、この制御オリフィスの前後差圧で作動する流量制御弁6を設ける。上記制御オリフィスの下流側に、上記供給路71から分岐した導入流路64を設け、この導入流路64を流量制御弁6の低圧室側ポート67に連結し合体させる。この合体後の通路をバイパス流路65とし、このバイパス流路65の途中にバイパス電磁弁1を設け、更に、この下流側に、バイパスコントロールバルブ2を設ける。また、車速センサ4及び舵角センサ5を設け、これらセンサからの信号に基づきバイパス電磁弁1の開度を制御する制御手段3を設ける。【効果】 高速時には、パワーアシスト部9への作動油供給量を減らして操舵感を与えるようにし、更にポンプ内圧の上昇を押さえて、省エネルギー化を図る。
請求項(抜粋):
ステアリング装置の操作に基づき作動するコントロールバルブ、当該コントロールバルブの作動に応じて作動するパワーシリンダ等からなるパワーアシスト部と、当該パワーアシスト部に吐出油(作動油)を供給するポンプと、当該ポンプからの吐出油(作動油)を上記パワーアシスト部に供給する供給路の途中に設けられた制御オリフィスと、当該制御オリフィスの前後に生ずる差圧に応じて作動し、上記ポンプからの余剰の吐出油をポンプ吸入路側に還流させる流量制御弁等からなる油圧式動力舵取装置において、上記制御オリフィスの下流側に上記供給路から分岐する導入流路を設け、当該導入流路を上記流量制御弁の低圧室(スプリング室)側ポートに連結するとともに、上記ポンプ吸入路側に通ずるバイパス流路に連結し、当該バイパス流路の途中にバイパス電磁弁を設け、当該バイパス電磁弁の下流側に、上記バイパス流路内の油圧と上記供給路内の油圧との両者の差圧に応じて作動するバイパスコントロールバルブを設けるとともに、一方、車速センサ及び舵角センサを設け、これら両センサからの信号を受けて上記バイパス電磁弁の開度を制御する制御手段を設けてなることを特徴とする油圧式動力舵取装置。

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