特許
J-GLOBAL ID:200903079504602304

コンバインドサイクル発電プラントの運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-281689
公開番号(公開出願番号):特開2004-116416
出願日: 2002年09月26日
公開日(公表日): 2004年04月15日
要約:
【課題】プラントの運転制約条件に従って、過大な熱応力を発生させずに、短時間でプラントの運転を起動するコンバインドサイクル発電プラントの運転方法を提供する。【解決手段】ガスタービンと蒸気タービンから構成されるコンバインドサイクル発電プラントの起動から所定の発電出力までの運転を行うに当り、操作変数として、プラントの運転パラメータを設定する段階と、制約条件として、プラントの監視パラメータを設定する段階と、評価指標として、指定された発電出力に到達する到達時間PTを設定する段階と、操作変数と制約条件に基づいて、評価指標を最小にする最適化問題を運転開始前に解き、操作変数である運転パラメータを決定する段階とを有する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ガスタービン設備と蒸気タービン設備から構成されるコンバインドサイクル発電プラントの起動から所定の発電出力までの運転を行うに当り、操作変数として、ガスタービンの昇速率GV、ガスタービンの最初の負荷保持の出力GO、ガスタービンの負荷保持中の蒸気の圧力GSP、バイパス蒸気と蒸気タービンへの蒸気注入のための切り替え時間CT、蒸気の切り替え以降のコンバインド発電出力の上昇率CVからなる運転パラメータを設定する段階と、 制約条件として、コンバインドサイクル発電プラントの動特性シミュレーションによる予測計算を行い、運転操作によって生じると予測される、蒸気タービンの軸に発生する熱応力の値SS、蒸気発生器の高温部に発生する熱応力の値HS、 排煙ガス中の窒素酸化物の排出量の値NOからなるプラントの監視パラメータを設定する段階と、 評価指標として、コンバインドサイクル発電プラントの動特性シミュレーションによる予測計算を行い、運転操作によって生じると予測される、指定された発電出力に到達する到達時間PTを設定する段階と、 前記操作変数と前記制約条件に基づいて、前記評価指標を最小にする最適化問題を運転開始前に解き,前記操作変数である運転パラメータを決定する段階と を有することを特徴とするコンバインド発電プラントの運転方法。
IPC (2件):
F01K23/10 ,  F01K13/02
FI (3件):
F01K23/10 M ,  F01K23/10 C ,  F01K13/02 F
Fターム (9件):
3G081BA02 ,  3G081BA11 ,  3G081BB00 ,  3G081BC07 ,  3G081BD00 ,  3G081DA01 ,  3G081DA06 ,  3G081DA11 ,  3G081DA21

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