特許
J-GLOBAL ID:200903079508653604

C4オレフィン流からプロピレン及びヘキセンを製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 勝三
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-574595
公開番号(公開出願番号):特表2005-519131
出願日: 2003年03月07日
公開日(公表日): 2005年06月30日
要約:
クラッキングユニットからのC3-C6炭化水素カットを、オートメタセシスを介するオレフィンのプロピレン及びヘキサンへの変換によって処理する。メタセシス触媒の存在下における混合直鎖ブテンフィードのメタセシスは、メタセシス反応器へのフィードミックス中におけるエチレンの存在なしで行われる。2-ブテンフィードのいくらかのフラクションは異性化されて1-ブテンとなり、生成した1-ブテン及びフィード中の1-ブテンは、2-ブテンと迅速に反応してプロピレン及び2-ペンテンを生成する。反応器へのフィードは、未反応のブテンと共に、反応器内で生成した2-ペンテンの再循環を含み、さらに、プロピレン及びヘキセンを同時に生成する。1具体例では、反応において生成した3-ヘキセンのいくらか又は全部を異性化して1-ヘキセンとする。他の具体例では、主のメタセシス反応において生成された3-ヘキセンのいくらかの部分をエチレンと反応させて、超精留を必要としない1-ブテンを生成する。他の具体例では、3-ヘキセン生成物を水素化し、クラッキングヒーターに再循環する。
請求項(抜粋):
1-ブテン及び2-ブテンの両方を含有するn-ブテンフィードをプロピレンに変換する方法であって、 (a)前記n-ブテンフィード及び2-ペンテンフィードをオートメタセシス反応器に送って、メタセシス触媒と接触させ、これによって、前記1-ブテン及び2-ブテンを反応させて、プロピレン及び2-ペンテンを生成すると共に、前記2-ペンテン流を1-ブテンと反応させて、さらなるプロピレン及び3-ヘキセンを生成し; (b)前記オートメタセシス反応器からの流出物を、プロピレン生成物流、未反応n-ブテン流、2-ペンテン流及び生成物の3-ヘキセン流に分離し;及び (c)前記の分離された2-ペンテン流の少なくとも一部を、前記2-ペンテンフィードとして前記オートメタセシス反応器に再循環する ことを包含することを特徴とする、n-ブテンフィードの変換法。
IPC (4件):
C07C4/06 ,  C07C4/04 ,  C07C11/06 ,  C07C11/08
FI (4件):
C07C4/06 ,  C07C4/04 ,  C07C11/06 ,  C07C11/08
Fターム (18件):
4H006AA02 ,  4H006AC29 ,  4H006AD18 ,  4H006BA06 ,  4H006BA14 ,  4H006BA15 ,  4H006BA30 ,  4H006BA55 ,  4H006BA62 ,  4H006BC10 ,  4H006BC11 ,  4H006BD33 ,  4H006BD34 ,  4H006BD52 ,  4H039CA29 ,  4H039CE90 ,  4H039CJ10 ,  4H039CK10

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