特許
J-GLOBAL ID:200903079508792841

自動変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-356562
公開番号(公開出願番号):特開平10-184866
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 自動変速機ケースの内周スプライン部を型抜きの容易な形状とし、鋳造バリの発生をなくして生産性を向上させる。【解決手段】 自動変速機ケース10が、その内周面形状を定める中型DSを前方から挿入して鋳造形成されるスプライン溝13と、スプライン部に交差させてケース10の下方から挿入される下型DUにより鋳造時にスプライン部を切り欠く形態で形成される切り欠き部14とを備えるものにおいて、ケース10下部のスプライン溝13a,13bを、摩擦係合要素からかかるトルクが小さい側の溝側面Fa,Fbが内周側に拡幅する台形断面の溝とした。溝側面Fa,Fbの勾配θが下型抜き時の抜き勾配となる。
請求項(抜粋):
所定の変速段を達成すべく係合される摩擦係合要素がケースの内周のスプライン部に嵌合して配設される自動変速機であって、ケースは、その内周面形状を定める型を挿入して鋳造形成されるスプライン溝と、スプライン部に交差させてケースに挿入される型により鋳造時にスプライン部を切り欠く形態で形成される切り欠き部とを備えるものにおいて、前記切り欠き部近傍のスプライン溝を、摩擦係合要素からかかるトルクが小さい側の溝側面が内周側に拡幅する断面の溝としたことを特徴とする自動変速機。

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