特許
J-GLOBAL ID:200903079509845094

燃料棒破損検出用採水装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-079406
公開番号(公開出願番号):特開平6-034789
出願日: 1993年04月06日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】アウタキャップとインナキャップの間の溢れ空気の通路をスペーサまたは筒状空間部により確保し、燃料棒破損検出用採水装置が正しく装着され、機能する場合は、これを容易に確認できる燃料棒破損検出用採水装置を提供する。【構成】上部格子板9に当接して下端四隅に切欠き部12を有し、内部に燃料集合体1のチャンネルボックス6の上端に当接して上部を被冠するするインナキャップ11を配設したアウタキャップ20と、アウタキャップ20に液密に連通した給気管13およびアウタキャップ20を液密に貫通しインナキャップ11と空隙15を保ちながら貫通して燃料集合体1内に挿入される採水管14を備えた燃料棒破損検出用採水装置において、アウタキャップ20の内側でインナキャップ11との間にスペーサ23を設けたことを特徴とする。またアウタキャップ26の内側四隅に切込み部12と連通する筒状空間部27を設けたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
原子炉圧力容器の上部格子板に当接して燃料集合体の上部を被冠する下端四隅に切欠き部を有するアウタキャップおよびこのアウタキャップの内部に遊びをもって配設されて前記燃料集合体のチャンネルボックスの上端に当接して上部を被冠するするインナキャップと前記アウタキャップに液密に連通する給気管およびアウタキャップを液密に貫通して前記インナキャップと空隙を保ちながら貫通して燃料集合体内に挿入される採水管を備えた燃料棒破損検出用採水装置において、前記アウタキャップの内側と前記インナキャップの外側の間に前記切欠き部と連通する空気通路を形成するスペーサを設けたことを特徴とする燃料棒破損検出用採水装置。

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