特許
J-GLOBAL ID:200903079510996721

無線システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 板谷 康夫 ,  田口 勝美 ,  水田 愼一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-096867
公開番号(公開出願番号):特開2007-274303
出願日: 2006年03月31日
公開日(公表日): 2007年10月18日
要約:
【課題】無線システムにおいて、通信トラフィックを低減し、通信経路の設定を容易なものにする。【解決手段】無線システム1は、自機のIDを付したデータを送信する子機2と、このデータの送信先である親機3と、このデータを中継する中継機4と、を備える。中継機4は、転送すべきデータを送信する子機2のIDがデータに付されている場合、転送情報を付加してデータを転送する。親機3は、受信すべきデータを送信する子機2のIDがデータに付されていない場合、又は転送情報がデータ中にない場合、データを破棄する。このように、中継機4又は親機3は、子機2のIDを記憶するだけで通信できるので、通信経路の設定を容易なものにできる。また、通信経路を探索するための通信が不要であるため、さらに、通信経路の設定のため親機3及び中継機4のIDをデータに付加することが不要で、データのパケット長を短くできるため、通信トラフィックを低減できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
各々に識別子が付された複数の端末を備え、データが下流端末から上流端末へ無線により伝送される無線システムにおいて、 前記下流端末と前記上流端末との間に設置され、前記下流端末から送信されたデータを受信し、前記上流端末へ転送する中継端末を備え、 前記下流端末は、自端末の識別子を記憶する記憶手段を有し、前記記憶手段により記憶された自端末の識別子を付したデータを前記上流端末に対して送信し、 前記中継端末は、 中継端末により転送されたことを示す転送情報をデータに付加する情報付加手段と、 転送すべきデータを送信する下流端末の識別子を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段により記憶された下流端末の識別子と、前記下流端末から送信されて自端末が受信したデータに付された該下流端末の識別子とを照合して、これらの識別子の一致又は不一致を判断する判断手段と、を有し、 前記判断手段によりこれらの識別子が一致すると判断された場合、前記データに前記識別子を付したまま、前記情報付加手段により転送情報を付加して前記データを転送し、 前記上流端末は、 受信すべきデータを送信する下流端末の識別子を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段により記憶された下流端末の識別子と、前記下流端末から送信されて自端末が受信したデータに付された該下流端末の識別子とを照合して、これらの識別子の一致又は不一致を判断する第1の判断手段と、 前記データ中の前記転送情報の有無に基づいて、受信したデータが前記中継端末により転送されたデータであるか否かを判断する第2の判断手段と、有し、 前記第1の判断手段により、これらの識別子が不一致であると判断された場合、又は前記第2の判断手段により、受信したデータが前記中継端末により転送されたデータではないと判断された場合、該データを破棄することを特徴とする無線システム。
IPC (4件):
H04L 12/28 ,  H04B 7/26 ,  H04B 7/15 ,  H04L 12/56
FI (5件):
H04L12/28 300A ,  H04B7/26 A ,  H04B7/15 Z ,  H04L12/56 100D ,  H04L12/56 B
Fターム (30件):
5K030GA11 ,  5K030HA08 ,  5K030HD09 ,  5K030JL01 ,  5K030JT09 ,  5K030KA05 ,  5K030KA06 ,  5K030LB05 ,  5K033AA01 ,  5K033CB01 ,  5K033CC01 ,  5K033DA03 ,  5K033DA17 ,  5K033DB16 ,  5K033DB18 ,  5K033EC03 ,  5K067BB21 ,  5K067DD17 ,  5K067EE02 ,  5K067EE06 ,  5K067EE10 ,  5K067HH22 ,  5K067HH23 ,  5K072AA29 ,  5K072BB25 ,  5K072BB27 ,  5K072CC02 ,  5K072EE13 ,  5K072FF12 ,  5K072GG27
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 無線通信システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-131019   出願人:長野日本無線株式会社

前のページに戻る