特許
J-GLOBAL ID:200903079512931031
気中放電加工方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-071071
公開番号(公開出願番号):特開平9-239622
出願日: 1996年03月02日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【目的】 放電加工の仕上げ加工領域の加工に於て、電極無消耗加工と加工速度の高速化を達成すること、及び他方に於て鉱油系加工液を使用することによる危険を払拭した放電加工方法を得ること。【構成】 加工媒体として被加工体材、例えば鉄と化学反応をする気体、例えば酸素を含有する圧縮気体を用いて、該圧縮気体を電極・被加工体間の加工間隙に間歇放電により溶融した加工屑等の被加工体材の一部以上と化学反応させるため、及び前記放電により生成した加工屑等が電極、特に被加工体面に再付着することなく、外部へ排出されるように、前記圧力気体を加工間隙に高速度で流通させた状態で、電極・被加工体間に間欠的な休止時間を有する加工用電圧パルスを加えて放電させるようにし、被加工体の加工領域の一部と相対向していた筒状加工電極を、短絡防止及び有効放電発生のために相対的な回転と並進(揺動)運動の両又は何れか一方を付与しつつ、前記加工領域の全域に順次に相対移動走査させて加工する。
請求項(抜粋):
加工電極と被加工体とを微細な加工間隙を隔てて相対向させると共に対向方向に相対的に近接開離の加工送り及び送り位置決め制御可能に設け、前記加工間隙に加工媒体を流通介在させた状態で前記電極、被加工体間に直流電圧源を電子スイッチ素子をオン・オフ制御することにより生成する休止時間を置いた間歇的な電圧パルスを繰り返し印加し、発生する放電により被加工体を加工する放電加工方法に於て、前記加工電極の被加工体との相対向加工面が、大凡0.05〜3mmの薄肉幅でこの幅方向と交叉する方向に前記幅以上の長さにわたって延在し、被加工体の加工領域の被加工面、又は該被加工面の一部と相対向し得る加工面から成り、該加工電極の前記加工面のほぼ全面にわたって被加工体の被加工面との間にほぼ均一な前記の微細な加工間隙を形成させた状態として、該加工間隙に被加工体材と化学反応をする気体を含有する加圧気体を加工媒体として大凡前記幅方向に強制的に流通するように噴射させて介在させた状態にすると共に、前記電極・被加工体間のほぼ対向方向の軸の廻りの相対的な回転及び前記対向方向の軸に対してほぼ直角方向の微細ストロークの相対的な並進運動の両方又は何れか一方を付与させた状態とし、前記印加電圧パルスによる放電を行なわせつつ前記対向方向の加工送りによる穿孔加工、又は前記対向の所定の切込み量位置での被加工体の加工領域に対する電極加工面の対向部位を順次に移動させて加工することを特徴とする気中放電加工方法。
IPC (3件):
B23H 7/06
, B23H 1/02
, B23H 1/04
FI (4件):
B23H 7/06 Z
, B23H 1/02 A
, B23H 1/02 E
, B23H 1/04 Z
引用特許:
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