特許
J-GLOBAL ID:200903079525962475

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮内 利行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-223222
公開番号(公開出願番号):特開平6-048225
出願日: 1992年07月30日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 「オート」と「パワー」とを選択可能な運転モード選択スイッチを有し、「オート」ではスロットル開速度値に応じて基準変速パターンと高車速変速パターンとが選択される自動変速機の場合に、両変速パターンの選択の基準を運転操作に応じて可変とする。【構成】 同一の運転条件で運転モード選択スイッチ14が「オート」から「パワー」へ所定回数切換えられると、設定スロットル開速度値が変更される。この後の走行においては、変更された設定スロットル開速度値とスロットル開度を基に算出された実際のスロットル開速度値とを比較して、変速パターンが選択され、これに基づいてソレノイド18を作動させてシフトバルブ20を制御する。
請求項(抜粋):
車速を検出する車速検出手段と、スロットル開度を検出するスロットル開度検出手段と、スロットル開度検出手段により検出されたスロットル開度値に基づいてスロットル開速度を演算するスロットル開速度演算手段と、運転者によって操作された「オート」位置と「パワー」位置とのいずれかを選択する運転モード選択スイッチと、運転モード選択スイッチが「オート」位置とされ、かつスロットル開速度演算手段によって演算されたスロットル開速度値が設定スロットル開速度値よりも小さい場合に、基準変速パターンを選択する基準変速パターン選択手段と、運転モード選択スイッチが「オート」位置とされ、かつスロットル開速度演算手段によって演算されたスロットル開速度値が上記設定スロットル開速度値以上の場合に、又は運転モード選択スイッチが「パワー」位置とされている場合に、基準変速パターンよりも変速線が高車速側に設定された高車速変速パターンを選択する高車速変速パターン選択手段と、選択された変速パターンに従って自動変速機を変速制御する変速制御手段と、を有する自動変速機の変速制御装置において、同一運転条件で運転モード選択スイッチを「オート」位置から「パワー」位置に切換える操作が所定回数以上行われた場合に、上記設定スロットル開速度値をこれが小さくなる方向に変更する設定スロットル開速度値変更手段が設けられていることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
B60K 41/04 ,  F02D 29/00 ,  F16H 61/00

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