特許
J-GLOBAL ID:200903079532506540

ヘミング加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-172349
公開番号(公開出願番号):特開2001-347326
出願日: 2000年06月08日
公開日(公表日): 2001年12月18日
要約:
【要約】【課題】 ヘム刃でワークを本ヘム加工するときの加圧力の反力で揺動アームが弾性変形するのを抑制すること。【解決手段】 下降動作する上型20に連結された揺動アーム21の片端部の押上ローラ24を、下型10のアームストッパー11で突き上げて揺動アーム21を揺動させる。下方に揺動回転する揺動アーム21の端部21bのヘム刃25を、下型10のワーク1に対して加圧して本ヘム加工する。揺動アーム21の端部21bと上型20との間に、端部21bの下方揺動で直線状になる2本のリンク31,32を介設する。ヘム刃25からの反力を直線状リンク31,32を介して上型20に直接的に伝達することで揺動アーム21の弾性変形を抑制する。
請求項(抜粋):
相対的に接近離反する下型と上型とを備え、上型にこの上型に固定された支軸を支点として左右両端部が上下に揺動する揺動アームを連結し、下型にヘミング加工されるフランジ部を有するワークを設置して、下型に上型が所定距離まで相対接近移動すると下型に隣接配置されたアームストッパーで上型の揺動アームの片端部を相対的に押し上げて揺動アームを揺動させ、このときの揺動アームの他端部に固定したヘム刃で下型のワークのフランジ部を押圧してヘミング加工するようにしたヘミング加工装置において、前記揺動アームの他端部と上型との間を、ヘム刃が下型のワークのフランジ部を押圧してヘミング加工するときに、前記揺動アームの他端部と上型との間の間隔の拡大に対応してく字状の連結状態から直線状に伸展する2本の屈曲自在なリンクで連結し、ヘム刃がワークのフランジ部を押圧する押圧力の反力を前記リンクを介して直接に上型に伝達するようにしたことを特徴とするヘミング加工装置。

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