特許
J-GLOBAL ID:200903079535014320

C/N計測データ伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-129663
公開番号(公開出願番号):特開平5-300263
出願日: 1992年04月21日
公開日(公表日): 1993年11月12日
要約:
【要約】【目的】 測定したC/N比をセンター装置に高効率に伝送する。【構成】 モデム11からの送信要求より、モデム9が信号処理部8に割り込みをかけると、信号処理部8はC/N比をモデム9からモデム11に送信させる。モデム9が送信中に、予定時刻となって信号処理部8の時計が割り込みをかけると、信号処理部8はモデム9からの送信を中断させ、スペクトラムアナライザ1にアンテナの受信レベルとノイズレベルの測定を開始させる。その後信号処理部8はモデム9の送信を再開させる。モデム9から送信中に、スペクトラムアナライザ1が測定終了し、信号処理部8に割り込みをかけると、信号処理部8は、モデム9からの送信を中断させ、測定したアンテナの受信信号とノイズ信号のレベルからC/N比を演算し記憶し、その後モデム9に送信を再開させる。
請求項(抜粋):
測定開始命令が入力されるごとに、アンテナの受信信号レベルと雑音信号レベルの測定を開始し、測定終了時に測定終了信号を生成するレベル測定手段と、演算開始命令が入力されるごとに、上記レベル測定手段の各測定値に基づいて上記アンテナのC/N値を演算する演算手段と、この演算手段で演算されたC/N値を記憶する記憶手段と、上記レベル測定手段、上記演算手段及び上記記憶手段から離れた位置に設けられている第1のモデムと、上記レベル測定手段、上記演算手段及び上記記憶手段の近傍に設けられており、第1のモデムと電話回線を介して送受信を行い第1のモデムからの送信要求に応じて送信要求信号を発生する第2のモデムと、送信命令に応じて第2のモデムに上記記憶手段に記憶されている上記C/N値を第1のモデムに送信させる送信処理手段と、予め定められた時間ごとに測定開始指示信号を発生する計時手段と、上記測定開始指示信号に応じて上記測定開始命令を上記レベル測定手段に供給し、上記レベル測定手段からの測定終了信号に基づいて上記演算手段に上記演算開始命令を供給し、第2のモデムからの上記送信要求信号に応じて上記送信処理手段に上記送信命令を供給する制御手段とを、具備し、この制御手段は、上記演算手段及び上記送信処理手段と共にコンピュータによって構成されており、上記測定開始指示信号、上記演算開始指示信号及び上記送信要求信号が競合したとき、上記演算開始指示信号、上記測定開始指示信号、上記送信要求信号の順に優先させることを特徴とするC/N計測データ伝送装置。

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