特許
J-GLOBAL ID:200903079536603760

水熱的に安定な高い細孔容積を有する酸化アルミニウム/膨潤性粘土組成物およびこれの製造および使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-546775
公開番号(公開出願番号):特表2003-517994
出願日: 2000年12月18日
公開日(公表日): 2003年06月03日
要約:
【要約】酸化アルミニウム成分、例えば結晶性ベーマイトなどとこの酸化アルミニウム成分の中に密に分散している膨潤性粘土成分、例えば合成ヘクトライトなどを含んで成る多孔質複合体粒子を提供し、ここで、前記膨潤性粘土成分の量は、この膨潤性粘土が存在しない複合体粒子が示す水熱安定性、細孔容積および/または中孔の孔最頻値を向上させるに有効な量である。また、前記複合体粒子の製造方法、これから生じさせる凝集粒子、そしてこの凝集物を水素化処理用触媒の担持で用いて石油原料に水素化処理を受けさせる方法も提供する。前記複合体粒子内の(A)前記酸化アルミニウム成分はアルミナを少なくとも75重量%含有し、前記アルミナの少なくとも5重量%は結晶性ベーマイト、この結晶性ベーマイトに由来するガンマアルミナまたはこれらの混合物の形態であり、(B)前記膨潤性粘土は、これを前記複合体粒子の中に取り込ませる前に分散性を示し、そしてこれを前記複合体粒子内に(i)前記酸化アルミニウム成分と前記膨潤性粘土成分を一緒にした重量を基準にして10重量%未満の量で存在させる。
請求項(抜粋):
酸化アルミニウム成分とこの酸化アルミニウム成分の中に密に分散している膨潤性粘土成分を含んで成る多孔質複合体粒子であって、前記複合体粒子内の(A)前記酸化アルミニウム成分がアルミナを少なくとも75重量%含有していて前記アルミナの少なくとも5重量%が結晶性ベーマイト、この結晶性ベーマイトに由来するガンマアルミナまたはこれらの混合物の形態であり、(B)前記膨潤性粘土がこれを前記複合体粒子の中に取り込ませる前に分散性を示しそしてこれが前記複合体粒子内に(i)前記酸化アルミニウム成分と前記膨潤性粘土成分を一緒にした重量を基準にして10重量%未満であるが(ii)前記複合体粒子が示す水熱安定性、窒素細孔容積および窒素中孔の孔最頻値の中の少なくとも1つが前記膨潤性粘土が存在しない酸化アルミニウム成分が示す相当する水熱安定性、細孔容積および中孔の孔最頻値に比較して向上するに有効な量で存在しており、かつ(C)前記複合体粒子の平均粒子直径が約1から約150ミクロンである、多孔質複合体粒子。
IPC (6件):
C01B 33/40 ,  B01J 21/16 ,  B01J 23/88 ,  B01J 32/00 ,  B01J 35/10 301 ,  C10G 45/04
FI (6件):
C01B 33/40 ,  B01J 21/16 M ,  B01J 23/88 M ,  B01J 32/00 ,  B01J 35/10 301 E ,  C10G 45/04 A
Fターム (45件):
4G069AA01 ,  4G069AA03 ,  4G069AA08 ,  4G069BA01B ,  4G069BA10B ,  4G069BB04B ,  4G069BC16B ,  4G069BC59B ,  4G069BC68B ,  4G069CC02 ,  4G069CC06 ,  4G069DA06 ,  4G069EC03Y ,  4G069EC07Y ,  4G069EC08Y ,  4G069FB14 ,  4G069FB65 ,  4G073BA57 ,  4G073BA63 ,  4G073BD11 ,  4G073BD12 ,  4G073BD15 ,  4G073BD21 ,  4G073CM14 ,  4G073CM15 ,  4G073CM19 ,  4G073CM20 ,  4G073CN06 ,  4G073CP01 ,  4G073FA02 ,  4G073FA03 ,  4G073FA15 ,  4G073FB21 ,  4G073FB23 ,  4G073FB29 ,  4G073FC25 ,  4G073FC27 ,  4G073FD24 ,  4G073GA01 ,  4G073GA11 ,  4G073GA12 ,  4G073GA14 ,  4G073UA01 ,  4H029CA00 ,  4H029DA00
引用特許:
審査官引用 (12件)
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