特許
J-GLOBAL ID:200903079553758816
異常音検査装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-333484
公開番号(公開出願番号):特開平7-192183
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】対象雑音源以外の雑音源からの雑音を減少することを可能とするる。【構成】マイクロホン1と2の同相で最大利得を持つ指向方向を互いに逆向きに異る位置で雑音源31に対し等距離となるよう配置し、マイクロホン1と2の出力を位相スペクトラム測定部4と電力スペクトラム測定部9に加える。位相スペクトラム測定部4からマイクロホン1と2の位相差の周波数分布である位相スペクトラムS1を出力させ、電力スペクトラム測定部9よりマイクロホン1と2の出力のベクトル和の電力スペクトラムS2を出力させ、対象位相差検出部6で検出位相記憶部5が記憶している二つの位相の値の範囲内に入る周波数領域S3を生成させる。周波数レベル分布抽出部7で電力スペクトラムの内でこの周波数領域内の成分のみを抽出し監視用信号S4として出力する。レベル判定部8は監視用信号S1がある定められたレベル以上になるとアラーム信号を出力する。
請求項(抜粋):
対象とする雑音源より等距離で互いに異った位置に検出部が配置され8の字型の指向性を有し等極性の最大利得を持つ方向が互いに逆向きで前記雑音源とは異なった方向となるように配置した第1と第2のマイクロホンと、前記第1と第2のマイクロホンの出力を入力とし前記第1と第2のマイクロホンの出力の位相差を周波数成分ごとに測定し位相スペクトラムとして出力する位相スペクトラム測定部と、予め与えられた第1の位相値と、前記第1の位相値より大なる値をもつ第2の位相値とを記憶する検出位相記憶部と、前記位相スペクトラムが入力されると前記第1の位相値と第2の位相値を読み出し前記位相スペクトラムの内で前記第1の位相値以上でかつ前記第2の位相値以下の周波数領域を検出し出力する対象位相差検出部と、前記第1と第2のマイクロホンの出力をベクトル的に合成し各周波数成分についての電力レベルを測定し電力スペクトラムとして出力する電力スペクトラム測定部と、前記電力スペクトラムと前記周波数領域とを入力とし、前記電力スペクトラム中より、前記周波数領域内の周波数成分のみを抽出し監視用信号として出力する周波数レベル分布抽出部と、前記監視用信号を入力とし予め与えられ記憶している判定レベルと前記監視用信号のレベルとを比較し前記監視用信号のレベルが前記判定レベルを超過したときアラーム信号を外部に出力するレベル判定部とを備えることを特徴とする異常音検査装置。
IPC (2件):
G08B 21/00
, H04R 29/00 320
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